後鳥羽上皇―新古今集はなにを語るか(角川選書) [全集叢書]

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後鳥羽上皇―新古今集はなにを語るか(角川選書) [全集叢書]

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出版社:角川学芸出版
販売開始日: 2012/05/25
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後鳥羽上皇―新古今集はなにを語るか(角川選書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    神器なき帝、後鳥羽上皇はなぜ若くして短期間に『新古今集』を編むことができたのか。そこには王権を高揚させる強力な文化統治の手段として和歌・勅撰集を位置づけ、幕府を凌駕し、「武」を圧倒しようとした上皇の強い意志があった。この『新古今集』成立にいたる道筋を、歌会・歌合の記録や撰集の過程から詳細に跡づけ、朝幕関係を含んだ複雑な史実とともに丹念に描き出し、武家政権下の王と「和歌の力」を浮き彫りにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 激動の時代を経て(神器なしの王位;自立への道;政治の劇変)
    2 王と和歌文化(後鳥羽院政;百首歌を詠む;和歌を詠む喜び;勅撰集を見据えて)
    3 勅撰和歌集の構想(文化統合;撰集の開始;目標を定める;壁にあたる)
    4 新古今和歌集の成立(撰集の山場;新古今和歌集の成立へ;新古今和歌集の奏覧)
  • 出版社からのコメント

    後鳥羽はなにを「和歌の力」に頼んだか?新古今集成立の背景と史実を探る!
  • 内容紹介

    幕府討滅計画=承久の乱で知られる後鳥羽上皇は、なぜ『新古今集』の撰集にあれほどの心血を注いだのか。幕府の「武」に対し、これを圧倒する文化統治として「和歌の力」を位置づけた上皇の足跡と史実を描く。

    〈目次〉
       はじめに

    1 激動の時代を経て
      一 神器なしの王位
        1 僥倖と欠落と
        2 母乳をめぐる争い
        3 天皇の成長
      二  自立への道
        4 入内争い
        5 法皇の死
        6 親政の展開
      三 政治の激変
        7 武家の上洛
        8 脱兼実に向けて
        9 親政から院政へ

    2 王と和歌文化
      四 後鳥羽院政
        10 後鳥羽院政の展開
        11 公武の衝撃
        12 王の歌
      五 百首歌を詠む
        13 和歌をめぐる環境
        14 通親を超えて
        15 正治初渡百首
      六 和歌を詠む喜び
        16 定家と上皇
        17 歌への意欲
        18 光と影
      七 勅撰集を見据えて
        19 能力を見極める
        20 勅撰和歌集の勅撰に向けて
        21 撰集への動き

    3 勅撰和歌集の構想
      八 文化統合
        22 院三度百首歌
        23 和歌所の開設
        24 熊野御幸に向けて
      九 撰集の開始
        25 熊野御幸と定家
        26 撰者の指名
        27 仏教界の嵐
      十 目標を定める
        28 撰集の指標
        29 新たな和歌空間
        30 水無瀬恋十五首歌合
      十一 壁にあたる
        31 千五百番歌合の達成
        32 時代の変わり目
        33 続く不幸と立ち直り

    4 新古今和歌集の成立
      十二 撰集の山場
        34 和歌書の活動
        35 関東の異変
        36 俊成九十歳の賀
      十三 新古今和歌集の成立へ
        37 幕府と朝廷の関係
        38 和歌所の撰集
        39 編纂の最終段階
      十四 新古今和歌集の奏覧
        40 真名序の成立
        41 奏覧と竟宴
        42 仮名序と義経

       おわりに

       参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    五味 文彦(ゴミ フミヒコ)
    1946年生まれ。放送大学教授、東京大学名誉教授。東京大学文学部教授を経て現職。日本中世史専攻。『中世のことばと絵』(中公新書)でサントリー学芸賞、『書物の中世史』(みすず書房)で角川源義賞受賞
  • 著者について

    五味 文彦 (ゴミ フミヒコ)
    1946年生まれ。放送大学教授・東京大学名誉教授。日本中世史専攻。人物史を中心に、絵画や文学、和歌などから歴史を解明。著書に『殺生と信仰』角川選書、『中世の身体』角川叢書など多数。『中世のことばと絵』でサントリー学芸賞、『書物の中世史』で角川源義賞受賞。

後鳥羽上皇―新古今集はなにを語るか(角川選書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:角川学芸出版
著者名:五味 文彦(著)
発行年月日:2012/05/25
ISBN-10:4047035068
ISBN-13:9784047035065
判型:B6
発売社名:角川グループパブリッシング
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:366ページ
縦:19cm
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