死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 [単行本]

死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  反省はしないが、死刑にしてくれていい。開き直った犯罪者の事件が続く。秋葉原の無差別殺傷事件、茨城県土浦市の連続殺傷事件…。彼らは他人と自分の死を実感できていたのか。死刑にするだけでなく、なぜそうなったか、どうすれば防げるかを考えるべきではないか。そうでないとすぐ次の凶悪犯が生まれるだけだ。１６歳で母親を殺害した男が再び犯した大阪の姉妹刺殺事件を追い、日本社会のひずみをえぐりだす渾身のルポルタージュ。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １章　母親殺害まで（心閉ざし内面見せず
  上下階に被害者、加害者　ほか）
  ２章　少年院（「超長期」に戸惑う現場
  埋もれた母親殺害事件　ほか）
  ３章　二度目の殺人（絶望への旅路
  支える人いれば　ほか）
  ４章　では、どうすればいいのか（大人の発達障害と今後の処方箋
  「発達障害をもつ大人の会」　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  池谷 孝司(イケタニ タカシ)
  １９８８年共同通信社に入社。松江支局、広島支局、大阪社会部を経て９５年から本社社会部で教育班や東京地検を担当。大阪社会部次長の後、２００９年５月から本社社会部次長・文部科学省キャップ

死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 [単行本] の商品スペック