ネットメディアと“コミュニティ"形成 [単行本]
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ネットメディアと“コミュニティ"形成 [単行本]

遠藤 薫(編著)
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出版社:東京電機大学出版局
販売開始日: 2008/03/10
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ネットメディアと“コミュニティ"形成 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代社会が求める“コミュニティ”の夢と現実。インターネット・SNS・地域・雇用・文化・メンタル…気鋭の論考15本が読み解く。
  • 目次

     序 章 複合メディア社会における<コミュニティ>とは何か
      1.はじめに-なぜ<コミュニティ>か
      2.コミュニティ概念とインターネット
      3.身体と名と<コミュニティ>
      4.匿名性という問題
      5.<地域>を媒介するインターネットというパラドックス
      6.オンライン<コミュニティ>の現実化
      7.本書の構成
    第Ⅰ部 ネットメディアと<コミュニティ>の夢
     第1章 インターネット創成神話と<コミュニティ>願望-<心>は接続されるか
      1.はじめに
      2.ユートピア願望とインターネット
      3.ディストピアとしてのサイバースペース
      4.交錯するユートピアとディストピア
     第2章 リトル<ビッグ・ブラザー>たちの共同体-ネットとTV,遍在/偏在する<眼>
      1.はじめに
      2.二つのCMの間で-ビッグ・ブラザーの変貌?
      3.コンピュータ/ネットワーク技術の個人化とその背景
      4.ビッグ・ブラザーとリアリティテレビ-観客とその監視者
      5.露出する個
      6.偏在する完全情報
      7.おわりに-視ることと視られること
     第3章 複製映像の<コミュニティ>-映像を媒介とした社会的相互行為と三つのファッド現象
      1.はじめに
      2.ネット上の映像を介した社会的相互行為-文字の文化と映像の文化
      3.マイアヒからBrookersへ-インターネット・ファッドとネット・セレブ
      4.極楽とんぼとめがねっ娘-異文化間コミュニケーションという連鎖と抗争
      5.「1984年」と2008年アメリカ大統領選挙
      6.おわりに-コミュニケーションと映像
     第4章 否定の<コミュニティ>
      1.はじめに-インターネットと<オタク>現象
      2.「オタク」とはなにか
      3.サブカルとオタク
      4.コミュニティとしてのオタク
      5.グローバルな現象としてのオタク-情報と文化のグローバリゼーション
      6.おわりに-<オタク>の市場化とその陥穽
     第5章 東京タワーをめぐる三つのよるべない物語
      1.はじめに-東京タワーという象徴
      2.東京タワーをめぐる二つの物語
      3.もう一つの東京タワーをめぐる物語
      4.社会と就業構造の液状化-非正規雇用と日雇い労働
      5.長期的に見る就労構造の変化
      6.地域共同体の衰退あるいは破綻
      7.おわりに
     第6章 インターネットと<地域コミュニティ>
      1.はじめに-<地域>を媒介するインターネットというパラドックス
      2.<地域>崩壊への危機感と「ネットワーキング」運動-アメリカの状況
      3.オンライン<地域>コミュニティの展開
      4.80年代日本の情報化政策-産業と行政と地域
      5.パソコン通信と災害支援
      6.9.11テロ以降-00年代の地域とオンライン・コミュニティ
      7.おわりに-地域活性化と地域間格差拡大のパラドックス
    第Ⅱ部 ネット<コミュニティ>の現実
     第7章 精神疾患を患う人びとのネットコミュニティ-彼女ら・彼らはなぜネットでなければならないのか?
      1.はじめに
      2.Net-MHとはどのような人びとか
      3.逸脱者というスティグマとネットへの志向
      4.ONとOFFの交錯
      5.むすびにかえて-精神医療制度のなかのNet-MHと「重畳の離脱」
     第8章 閉鎖的コミュニティという迷走-ゲーテッド・コミュニティとSNS
      1.はじめに
      2.財としてのコミュニティ
      3.「リスク社会」と<閉鎖性>
      4.オフラインの閉鎖的コミュニティ
      5.オンラインの閉鎖的コミュニティ
      6.<閉鎖性>と<他者>
      7.閉鎖的コミュニティが意味するもの
     第9章 オンラインコミュニティの困難-オタクとオンラインコミュニティ
      1.はじめに
      2.二次裏について
      3.としあきに見られるオタクの特徴
      4.オタクのコミュニティ
      5.おわりに
     第10章 オンライン上における音楽制作者のコミュニティとその変容
      1.はじめに
      2.オンライン上の音楽コミュニティと活動
      3.マーケティング装置としての「プレ王」
      4.個人の「規格化」と出会いの「効率化」
      5.「コミュニティ」の形成と「コラボレーション活動」
      6.評価を通じた「平和」なコミュニケーション
      7.おわりに
     第11章 バイク便ライダーたちのコミュニティ-インターネットは不安定就業者の世界を「聞く」のか?
      1.はじめに-「デュアル・シティ」のバイク便ライダー
      2.六本木の風景
      3.加速する「叩き合い」
      4.労働条件に関する情報共有
      5.ネット先進国,韓国の事例
      6.連帯の可能性
      7.ネットコミュニティの両義性
     第12章 コンビニをめぐる<個性化>と<均質化>の論理-POSシステムを手がかりに
      1.はじめに
      2.「消費者=素人」を地域に蓄積させるPOSシステム
      3.店主のオーナーシップと発注の主導権をめぐる軌轢
      4.若年不安定就業者の減少にともなう変化
      5.おわりに
     第13章 市民参加と地域ネットコミュニティ-「市民参加」のディレンマとパラドックス
      1.はじめに
      2.日本の情報化と地域情報化
      3.藤沢市と三鷹市の事例分析
      4.地域ネットコミュニティから見えてきたこと,問われていること
     第14章 オンラインコミュニティと社会のダイナミズム-利用行動,メディアの棲み分け,利用文化の相互作用がもたらす日韓の差異
      1.はじめに
      2.オンラインコミュニティ利用行動の日韓比較
      3.オンラインコミュニティの類型
      4.オンラインコミュニティ類型の選択に影響する要因
      5.利用行動への影響
      6.考察

    参考文献
    あとがき
    索引
    編者・執筆者紹介
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    遠藤 薫(エンドウ カオル)
    東京大学教養学部基礎科学科卒業(1977年)、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(1993年)、博士(学術)。信州大学人文学部助教授(1993年)、東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(1996年)を経て、学習院大学法学部教授(2003年)。日本学術会議連携会員、日本社会情報学会会長、情報通信学会副会長。専門は理論社会学(社会システム論)、社会情報学、文化論、社会シミュレーション

ネットメディアと“コミュニティ"形成 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京電機大学出版局
著者名:遠藤 薫(編著)
発行年月日:2008/03/10
ISBN-10:4501622709
ISBN-13:9784501622701
判型:A5
発売社名:東京電機大学出版局
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:290ページ
縦:22cm
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