孤島の鬼―江戸川乱歩ベストセレクション〈7〉(角川ホラー文庫) [文庫]

孤島の鬼―江戸川乱歩ベストセレクション〈7〉(角川ホラー文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  初代は３歳で親に捨てられた。お守り代わりの古い系図帳だけが初代の身元の手がかりだ。そんな初代にひかれ蓑浦は婚約を決意するが、蓑浦の先輩で同性愛者の諸戸が初代に突然求婚した。諸戸はかつて蓑浦に恋していた男。蓑浦は、諸戸が嫉妬心からわざと初代に求婚したのではないかと疑う。そんなある日自宅で初代が殺された。これは恐ろしく壮大な物語の幕開けに過ぎなかった―。

• 目次

  〈収録作〉
  孤島の鬼

• 出版社からのコメント

  謎の系図に隠された恐るべき真相！

• 内容紹介

  幼い頃に親に捨てられ、古い謎の系図だけが身元の手がかりという女と恋に落ちた蓑浦。その女が密室殺人で死んだ。残した系図を手に死の真相に迫る蓑浦に、想像を絶する恐怖が待ち受けていた……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
  １８９４年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、１９２３年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「Ｄ坂の殺人事件」「心理試験」などの探偵小説を次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。６５年没

孤島の鬼―江戸川乱歩ベストセレクション〈7〉(角川ホラー文庫) の商品スペック