メディアは何を報道したか―本庄事件から犯罪報道まで [単行本]

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メディアは何を報道したか―本庄事件から犯罪報道まで [単行本]

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出版社:日本経済評論社
販売開始日: 2011/09/30
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メディアは何を報道したか―本庄事件から犯罪報道まで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    歴史の中で「現実」の報道や論評を素材に、その構造とそこに働く力学を明らかにし、「あるべきジャーナリズム」を考える。日比谷焼打ち事件、言論統制権力の移行、名張毒ブドウ酒事件、「環境ホルモン」など。
  • 目次

     はしがき--「あるべきジャーナリズム」への問い

    Ⅰ メディアのいる場所

     第1章 世論・メディア・政府

      はじめに
      1 一八七四年・民撰議院設立建白書
      2 一九〇五年・日比谷焼打ち事件
      3 一九三一年・満州事変
      おわりに--四つの「構造モデル」


     第2章 「国家」とメディア

      はじめに--二十世紀最初の新聞紙面から
      1 日露戦争従軍兵士の手紙
      2 「国民」の創世記
      3 「前・国民」の時代
      4 民衆にとっての日露戦争
      5 日露戦争と新聞
      6 「軍神」の誕生
      7 国民果たして戦いに倦みたるか
      8 一九〇五年九月五日・日比谷公園
      おわりに--〈「国民」とメディア〉のゆくえ


    Ⅱ 占領下の言論空間
         ♣年表 占領とメディア・本庄事件

     第3章 一九四九年の「夢」、一九五〇年の「現実」
           ――朝日新聞の「中立」社説

      はじめに--「戦後民主主義」への視点
      1 占領期の言説空間――言論統制権力の移行
      2 一九四九年の「夢」――朝日新聞の「中立」社説
      3 一九五〇年の「現実」――朝日新聞の「講和」社説以後
      おわりに――「理想」主義の陥穽


     第4章 新聞は「本庄事件」をどう報道したか

      はじめに Case : Honjo Machi の再発見
      1 出来事はどう語られたか――映画「暴力の街」
      2 『朝日新聞社史』の中の本庄事件
      3 朝日新聞キャンペーンの全容
      4 GHQは何をしたのか――「かかわり」を超えて
      おわりに――「メディア公共圏」の視点


    Ⅲ 現代ジャーナリズムの難問

     第5章 警鐘報道――「悪いニュース」は「いいニュース」

      はじめに――「悪いニュース」
      1 「洪水」の前
      2 進んだ欧米/遅れた日本--ある企画記事から
      3 「生殖障害」あるいは「生殖異変」
      4 「洪水」の始まり--「精子の減少」と「多摩川のコイ」
      5 「洪水」の広がり--「プラスチックは危ない」
      6 「洪水」の後 
      7 「環境ホルモン問題の終焉」あるいは「環境ホルモン問題からの遁走」
      おわりに--「警鐘報道」という名のセンセーショナリズム
        ♣年表 「環境ホルモン」とその報道

     第6章 犯罪報道――「推定無罪」と「推定有罪」の間

      はじめに--「犯罪報道」への視点
        ♣年表 名張毒ブドウ酒事件と犯罪報道
      1 名張毒ブドウ酒事件--一つのケーススタディ
      2 中間考察--「犯罪報道」の存在論(オントロギー)・試論
      3 「無罪推定原則」と「犯罪報道」
      おわりに--「犯罪報道」のゆくえ

     読書ガイド
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    歴史の中であるべきジャーナリズムを考える
  • 内容紹介

    「ジャーナリズム」が経てきた具体的な歴史と「現実」の報道や論評を素材に、それを取り巻く構造とそこで働く力学に明らかにし、「送り手」と、「受け手」の側もそれらに自覚的に、その中で「あるべきジャーナリズム」を考える。民撰議院設立建白書、日比谷焼打ち事件、満州事変、日露戦争、本庄事件から「環境ホルモン」、名張毒ブドウ酒事件まで。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    奥 武則(オク タケノリ)
    1947年東京生まれ。法政大学社会学部・大学院社会学研究科教授(日本近現代史・ジャーナリズム史)。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1970年毎日新聞社入社、学芸部長、編集局次長、論説副委員長、特別編集委員兼論説委員などを務め、2003年3月退職、2003年4月から現職

メディアは何を報道したか―本庄事件から犯罪報道まで の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本経済評論社
著者名:奥 武則(著)
発行年月日:2011/09/26
ISBN-10:4818821721
ISBN-13:9784818821729
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:299ページ
縦:20cm
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