分析哲学講義(ちくま新書) [新書]

分析哲学講義(ちくま新書) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  フレーゲとラッセルの論理学研究に始まり、クワイン、ウィトゲンシュタインらの活躍を経て、現在では哲学の全領域に浸透した分析哲学。言語や概念の分析を通じて世界を捉えるその手法は、驚くほど幅広い分野で、新たな発見をもたらしてくれる。「言葉はなぜ意味をもつのか」「自然科学における自然とは何か」といった問いから、可能世界、心の哲学、時間と自由といったテーマまで、哲学史上の優れた議論を素材に、その先を自ら考えるための一冊。問題を正確に考え抜く「道具」としての分析哲学を伝える、珠玉の入門講義。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  講義１　分析哲学とは何か
  講義２　意味はどこにあるのか
  講義３　名前と述語
  講義４　文脈原理と全体論
  講義５　意味はどこに行ったか
  講義６　二つの自然と、意味の貨幣
  講義７　可能世界と形而上学
  講義８　心の哲学の眺望
  講義９　時間と自由

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  青山 拓央(アオヤマ タクオ)
  １９７５年生まれ。現在、山口大学時間学研究所准教授。哲学の観点から、とくに時間・言語・自由・心身関係を考察。県立浦和高校、千葉大学文学部、同大学院博士課程、日本学術振興会特別研究員などを経て現職。２００６年、日本科学哲学会第１回石本賞を受賞。２０１１年、文部科学大臣表彰科学技術賞を研究グループにて受賞

分析哲学講義(ちくま新書) [新書] の商品スペック