海の放射能汚染 [単行本]
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海の放射能汚染 [単行本]

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出版社:緑風出版
販売開始日: 2012/06/16
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海の放射能汚染 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    福島原発事故による海の放射能汚染は、世界三大漁場のひとつを確実に殺しつつある。命の母である海の汚染は、膨大な範囲に及ぶと同時に、生態系と人類に対する影響は計り知れない。本書は、福島原発事故による海の放射能汚染を最新のデータで解析、またビキニを初めとする大気圏核爆発、欧州や日本における平常時の再処理工場や原発による海洋の放射能汚染とその影響を、惑星海流と海洋生物の生活史から総括し、放射能汚染がいかに生態系と人類を脅かすかを明らかにする。海洋環境学の第一人者が自ら調べ上げたデータを基に平易に説く労作。
  • 目次

    はじめに
    第1章 放射能の放出源と環境中での挙動
    1 汚染源と海洋への放射能放出量
    1 海洋への主な放射能放出源
    1-1 大気圏核爆発
    1-2 原発事故
    1-3 平常時における再処理工場・原発などの核施設
    2 本書で取り上げる課題
    2-1 島嶼部での大気圏核爆発
    2-2 福島原発事故
    2-3 平常時における再処理工場・原発など
    3 その他の放出源
    3-1 原子力推進艦
    3-2 海洋投棄
    3-3 ムルロア環礁などでの地下核実験
    2 海洋への流入経路と挙動

    第2章 福島原発事故による海洋の放射能汚染
    ──世界三大漁場を汚染する福島事態──
    1 海洋への放射能流出の背景
    2 海洋への放射能放出量
    3 海洋における放射能の分布と挙動
    1 海水
    2 海底堆積物
    3 水産・海洋生物
    3-1 表層性魚種(コウナゴ、シラス、カタクチイワシ)
    3-2 中層性魚種(スズキ)
    3-3 底層性魚種(アイナメ、エゾイソアイナメ、コモンカスベ、ヒラメ、マコガレイ, マダラ、シロメバル)
    3-4 回遊魚(マサバ、スケトウダラ、サンマ、カツオ、マグロ、シロザケ)
    3-5 無脊椎動物(ホッキガイ、キタムラサキウニ、ホヤ、マガキ、タコ類)
    3-6 淡水魚
    3-7 海藻類
    4 生物濃縮
    4 流入海域の特徴と生物の生活史
    1 惑星海流が作る世界三大漁場
    2 放射能の流入と生物の生活史
    5 海洋生態系への長期的影響

    第3章 大気圏核爆発による海洋の放射能汚染
    ──惑星海流が運んだビキニ水爆マグロ──
    1 大気圏核爆発による放射能放出
    1 核実験の歴史
    2 放射能の放出量
    2 ビキニ環礁核実験による海洋の放射能汚染
    3 「俊鶻丸」海洋汚染調査
    1 海水から放射能が
    2 プランクトンや魚類による生物濃縮
    4 マグロなど漁獲物の汚染
    5 米原子力委員会の追跡調査

    第4章 平常時の再処理工場・原発による海洋の放射能汚染
    ──北東大西洋をけがす日本発の「死の灰」──
    1 欧州における再処理工場・原発からの液体放射能放出
    2 欧州における海洋の放射能汚染
    1 セシウム137
    1-1 海水
    1-2 生物相
    1-3 堆積物
    2 テクネチウム99
    2-1 海水
    2-2 生物相
    3  ストロンチウム90
    4  プルトニウム同位体
    4-1 海水
    4-2 生物相
    4-3 堆積物
    5 その他の放射性核種
    5-1 アメリシウム241
    5-2 コバルト60
    5-3 トリチウム3、ルテニウム106およびヨウ素129
    3 北東大西洋の汚染原因の一つは日本

    第5章 日本の核施設による海洋汚染
    1 平常時における海洋の放射能汚染
    1 六ヶ所再処理工場と三陸の海
    2 原発による海洋汚染(敦賀原発、福島第1 原発)
    2 原発で事故が起きたら
    1 女川原発と三陸の海
    2 伊方原発と瀬戸内海
    3 原子力空母と東京湾

    第6章 海洋の放射能汚染の根深い歴史
    ──核文明そのものを問う契機に──
    1 放出源
    1 大気圏核爆発
    2 原発事故
    3 平常時における再処理工場・原発などの核施設
    4 その他
    2 福島原発事故による海洋の放射能汚染
    3 大気圏核爆発による海洋の放射能汚染
    4 平常時の再処理工場・原発による海洋の放射能汚染
    5 平常時の日本の原発による海洋の放射能汚染
    6 放出源ごとの海洋汚染の比較
    1 海水
    2 堆積物
    3 海洋生物
    7 海洋を台なしにする核エネルギー利用

    あとがき
  • 内容紹介

    福島原発事故による海の放射能汚染は、世界三大漁場のひとつを確実に殺しつつある。命の母である海の汚染は、膨大な範囲に及ぶと同時に、生態系と人類に対する影響は計り知れない。
    本書は、福島原発事故による海の放射能汚染を最新のデータで解析、またビキニを初めとする大気圏核爆発、欧州や日本における平常時の再処理工場や原発による海洋の放射能汚染とその影響を、惑星海流と海洋生物の生活史から総括し、放射能汚染がいかに生態系と人類を脅かすかを明らかにする。海洋環境学の第一人者が自ら調べ上げたデータを基に平易に説く労作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    湯浅 一郎(ユアサ イチロウ)
    1949年、東京都生まれ。東北大学理学部卒、同大学院修士課程修了。1975年、通産省中国工業技術試験所(呉市)に入所。2009年まで瀬戸内海の環境汚染問題に取り組む。元産業技術総合研究所職員。専門は海洋物理学、海洋環境学。理学博士。1971年から科学技術(者)の社会的あり方を問う契機として、女川原発を皮切りに、芸南火電、海洋開発など多くの公害反対運動に関わる。1984年の核トマホーク配備反対を契機に、ピースリンク広島・呉・岩国(1989年)、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(2001年)の結成に参加
  • 著者について

    湯浅 一郎 (ユアサ イチロウ)
    1949年、東京都生まれ。東北大学理学部卒、同大学院修士課程修了。1975年、通産省中国工業技術試験所(呉市)に入所。2009年まで瀬戸内海の環境汚染問題に取り組む。元産業技術総合研究所職員。専門は海洋物理学、海洋環境学。理学博士。
    1971年から科学技術(者)の社会的あり方を問う契機として、女川原発を皮切りに、芸南火電、海洋開発など多くの公害反対運動に関わる。1984年の核トマホーク配備反対を契機に、ピースリンク広島・呉・岩国(1989年)、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(2001年)の結成に参加。現在、NPO法人ピースデポ代表。環瀬戸内海会議顧問。
    著書に『科学の進歩とは何か』(第三書館)、『平和都市ヒロシマを問う』(技術と人間)、『地球環境をこわす石炭火電』(共著)(技術と人間)など多数。

海の放射能汚染 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:湯浅 一郎(著)
発行年月日:2012/06/25
ISBN-10:4846112098
ISBN-13:9784846112097
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:189ページ
縦:22cm
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