倫理のパフォーマンス―イソクラテスの哲学(レトリック)と民主主義批判 [単行本]

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倫理のパフォーマンス―イソクラテスの哲学(レトリック)と民主主義批判 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2012/01/26
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倫理のパフォーマンス―イソクラテスの哲学(レトリック)と民主主義批判 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「文字」を演説とは異なるメディアとして利用し、テクストを読者に再帰的に解釈させるイソクラテスが発したメタメッセージ/「レトリック」とは何だったのか?―。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 隠れた哲学の伝統―イソクラテスのレトリック
    第1章 主体創出のコミュニケーション空間―「民族祭典演説」におけるアテネの社会診療
    第2章 文字の哲学―「アンティドシス」のメディア
    第3章 教育、統治性、倫理―真実の語りとしての「ニコクレス」
    間奏 哲学と哲学の分岐点
    第4章 美の暴力―ヘレネの力
    第5章 倫理としての哲学―レトリックと哲学
  • 出版社からのコメント

    プラトンのアカデメイアに先んじたイソクラテスの学校。前者とは身につける知のあり方に大きな違いがあったレトリックの実践とは?
  • 内容紹介

    文字を演説とは異なるメディアとして利用し、テクストを読者に再帰的に解釈させるイソクラテスが発したメタメッセージ「レトリック」を考察する!
    プラトンの「アカデメイア」に先んじること数年、アテナイにもうひとつ高等学問機関が開設された。イソクラテスの学校だ。法廷弁論の代筆家だった彼は、「アカデメイア」同様、その教育理念の中心にピロソピアー(ギリシャ語「知を愛すること」)を据えていた。二つの学校は、カリキュラムの面でも、教育の方針についても、そして身につけるべきであるとする知のあり方についても、大きな違いがあった。プラトンがそのイメージを数学者・神秘家ピタゴラスに求めたのとは反対に、イソクラテスがいうピロソピアーは、政治家であり賢者であったあのソロンや同じくすぐれた政治家であったペリクレスについて、古代ギリシャ人が抱いていたイメージに起源がある。イソクラテスは、「教養ある人」とはどのような者であるかと自ら問う。すなわち「教養ある人」とは、よき思慮・賢慮(プロネーシス)を持った者であり、それゆえに彼はすべての実際的行動・実践を立派に行うことができるはずである、と。これが、イソクラテスが希求した「知」に他ならない。

    図書館選書
    プラトンがピタゴラスに求めたのとは反対に、イソクラテスがいう「知を愛すること」はソロンなど古代ギリシャ人が抱いたイメージに起源がある。文字を演説とは異なるメディアとして利用・実践したメタメッセージの可能性とは?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柿田 秀樹(カキタ ヒデキ)
    1969年2月生まれ。獨協大学外国語学部准教授。1991年、明治学院大学卒業。1993年、ニューヨーク大学大学院修士課程修了。2001年、アイオワ大学大学院博士課程修了(Ph.D)
  • 著者について

    柿田 秀樹 (カキタ ヒデキ)
    1991年明治学院大学卒業。1993年NY大学大学院修士課程修了。2001年アイオワ大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、獨協大学准教授。主な著書に『現代コミュニケーション学』(共著、有斐閣)がある。

倫理のパフォーマンス―イソクラテスの哲学(レトリック)と民主主義批判 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:柿田 秀樹(著)
発行年月日:2012/01/30
ISBN-10:477911621X
ISBN-13:9784779116216
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:297ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:2cm
重量:360g
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