米百俵の主人公 小林虎三郎―日本近代化と佐久間象山門人の軌跡 [単行本]
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米百俵の主人公 小林虎三郎―日本近代化と佐久間象山門人の軌跡 [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2011/10/15
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米百俵の主人公 小林虎三郎―日本近代化と佐久間象山門人の軌跡 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    美談「米百俵」と史実「米百俵」の狭間に潜む問題とは。恩師・象山から継承した教育立国の思想‐国家の礎は人民の教育にあり‐の実践躬行と、幕末維新期に展開された日本近代化の問題とは。虎三郎の全生涯と全業績に関わる膨大な史料を徹底して渉猟精査し、学究人・虎三郎の思想的全貌を初めて解明した迫真の歴史研究。四十年以上に亘って「米百俵」の真実‐「東洋道徳・西洋芸術」の教育的思想世界‐を探究してきた著者畢生の大作、遂に成る。
  • 目次

    第1章 教育立国思想「興学私議」の形成と展開
     1 黒船来航と象山思想「東洋道徳・西洋芸術」の展開
     2 象山塾への入塾経過と入塾後の学び
     3 「東洋道徳・西洋芸術」への目覚めと「興学私議」の執筆
     4 虎三郎の謹慎生活と維新前後の長岡藩

    第2章 美談「米百俵」の誕生とその歴史的真実
     1 戊辰戦後における長岡藩の教育復興
     2 救援米「米百俵」と藩立学校の新築
     3 国漢学校の誕生とその教育
     4 国漢学校の命運と虎三郎の転身

    第3章 明治初期の教育近代化に関する問題認識
     1 国文による歴史教科書『小学国史』の編纂前夜
     2 明治初期における教育近代化の問題状況
     3 明治初期における小学校教科書の問題点

    第4章 国文による歴史教科書『小学国史』の編纂刊行
     1 明治初期の歴史教科書と『小学国史』の編纂動機
     2 恩師象山の理解者、中村正直の推薦序文
     3 虎三郎編『小学国史』と文部省編『官版 史略』の比較

    第5章 漢書『大徳国学校論略』を明治初期の日本に翻刻紹介
     1 近代化モデルの転換をめぐる明治初期の動向
     2 虎三郎が日本に翻刻紹介した『徳国学校論略』
     3 翻刻『徳国学校論略』に込められた虎三郎の真意
     4 虎三郎翻刻『徳国学校論略』の内容と特徴

    第6章 明治初期の教育界を啓蒙した欧米翻訳教育書の校訂活動
     1 近代教育制度の発足と教育現実の問題状況
     2 翻訳者ファン・カステールの履歴と業績
     3 虎三郎校訂、アメリカ教育書『学室要論』の内容と特徴
     4 虎三郎校訂、アメリカ教育書『教師必読』の内容と特徴
     5 虎三郎校訂、イギリス教育書『童女せん(竹冠の下に全)』の内容と特徴
     6 晩年に英語の習得を志した虎三郎の向学心
     7 明治初期における欧米翻訳教育書の歴史的意義

    第7章 幕末期におけるオランダ原書の翻訳活動
     1 幕末期の軍事科学を媒介とした洋学の受容と普及
     2 オランダ語の修得と洋学の研究
     3 オランダ原書の翻訳活動
     4 その他の蘭書翻訳による西洋新知識の吸収と展開
     5 虎三郎訳のオランダ原書の特徴とその歴史的意義

    第8章 病翁小林虎三郎の病気と病状の分析
     1 難病との格闘の中で日本近代化への活動を展開
     2 自らを「病翁」と解明した挑んだ後半生
     3 著書等に記載された病気と病状
     4 漢詩に詠じられた病状の数々
     5 書簡に記された病状の数々
     6 星新一『祖父・小金井良精の記』に記された病状

    付 録 米百俵の主人公・小林虎三郎に関する略年表
  • 内容紹介

    美談「米百俵」と史実「米百俵」の狭間に潜む問題とは。
    恩師・佐久間象山から継承した教育立国の思想―国家の礎は人民の教育にあり―の実践躬行と、
    幕末敬称期に展開された日本近代化の問題とは。
    小林虎三郎の全生涯と全業績に関わる膨大な資料を徹底して狩猟精査し、
    学究人・虎三郎の思想的全貌をはじめて解明した迫真の歴史研究。
    40年以上に亘って「米百俵」の真実―「東洋道徳・西洋芸術」の教育的思想世界―
    を探究してきた著者畢竟の大作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂本 保富(サカモト ヤストミ)
    昭和22年(1947)6月、栃木県上三川町に生まれる。昭和53年(1978)3月、東京教育大学大学院博士課程修了(専門は教育思想史、教育文化史)。現在、信州大学教授、信州大学評議員。東京都荒川区、学校法人大妻学院、諏訪日赤病院など公共機関の各種委員を歴任。全国各地の大学、都道府県・市町村の歴史博物館や教育委員会、学校やPTA、病院や企業などでの講演多数。著書には、『幕末洋学教育史研究』(高知市民図書館、平成16年度の高知県出版文化賞、高知市出版学術賞を受賞)など三十数冊
  • 著者について

    坂本 保富 (サカモト ヤストミ)
    坂本 保富(さかもと やすとみ)信州大学名誉教授/元平成国際大学スポーツ健康学部教授/元創価大学教育学部教育学科教授。

米百俵の主人公 小林虎三郎―日本近代化と佐久間象山門人の軌跡 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:坂本 保富(著)
発行年月日:2011/10/15
ISBN-10:4762022160
ISBN-13:9784762022166
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:420ページ
縦:22cm
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