パイドン―魂の不死について(岩波文庫) [文庫]

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パイドン―魂の不死について(岩波文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 1998/02/18
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パイドン―魂の不死について(岩波文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人間のうちにあってわれわれを支配し、イデアを把握する力を持つ魂は、永遠不滅のイデアの世界と同族のものである。死は魂の消滅ではなく、人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である―ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話。『国家』へと続くプラトン中期の代表作。
  • 目次

    一 序  曲(五七A一─五九C七)

    二 死に対するソクラテスの態度(五九C八─七〇C三)
     (一) ソクラテスの夢──ムーシケーをせよ──(五九C八─六一C一)
     (二) 自殺禁止論──人間は神々の所有物である──(六一C二─六三E七)
     (三) 哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体との分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしている者であるのだから(六三E八─六九E五)
     (四) ケベスの反論。魂は肉体から離れると煙のように飛散消滅するのではないか(六九E六─七〇C三)

    三 霊魂不滅の証明(七〇C四─一〇七B一〇)
     (一) 生成の循環的構造による証明。生から死へ、死から生へ(七〇C四─七二E二)
     (二) 想起説による証明。イデアの認識は想起である。故に、人は誕生以前にイデアを見ていたのでなければならない(七二E三─七七A五)
     (三) さらに強力な証明へのケベスの要求(七七A六─七八B三)
     (四) 魂とイデアの親近性による証明(七八B四─八四B八)
      (A) 合成的なものは解体し、非合成的なものは解体しない。肉体は合成的であるが、魂は非合成的である(七八B四─八〇C一)
      (B) われわれはできるだけ自分自身の魂を肉体との交わりから浄め、魂自身となるように努めなければならない(八〇C二─八四B八)
     (五) 間奏曲1。白鳥の歌(八四C一─八五D一〇)
     (六) シミアスの反論。魂が肉体の調和ならば、肉体の壊滅と同時に魂も死滅する(八五E一─八六E五)
     (七) ケベスの反論。魂が肉体より長命だとしても、幾度も肉体を着潰すうちに疲労し衰弱して、ついに滅亡しない、という保証はない(八六E六─八八B八)
     (八) 間奏曲2。言論嫌い(ミソロギアー)への戒め(八八C一─九一C五)
     (九) シミアスへの答。想起説と「魂は調和である」という説とは両立しない。魂は肉体的な構成要素に支配されるのではなく、支配するのである(九一C六─九五B七)
     (一〇) ケベスの論点の確認(九五B八─E六)
     (一一) 間奏曲3。最終証明への準備(九五E七─一〇二A九)
      (A) アナクサゴラス(自然学)への失望(九七B八─九九D三)
      (B) 第二の航海──仮説演繹法(ヒュポテシスの方法)──(九九D四─一〇二A九)
     (一二) 霊魂不滅の最終証明──イデア論による証明──(一〇二A一〇─一〇七B一〇)

    四 神話──死後の裁きとあの世の物語──(一〇七C一─一一五A八)

    五 終曲──ソクラテスの死──(一一五B一─一一八A一七)

    訳者解説
    文献表
    訳者あとがき
    索 引
    訳  注

パイドン―魂の不死について(岩波文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:プラトン(著)/岩田 靖夫(訳)
発行年月日:2003/04/05
ISBN-10:4003360222
ISBN-13:9784003360224
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:221ページ ※213,8P
縦:15cm
その他:第6刷
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