脱原発の市民戦略 [単行本]
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脱原発の市民戦略 [単行本]
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脱原発の市民戦略 [単行本]

上岡 直見(共著)岡 將男(共著)
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出版社:緑風出版
販売開始日: 2012/03/12
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脱原発の市民戦略 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    脱原発を実現するためには、原発の危険性だけを指摘すれば十分と考える人も多い。しかし同時に原発は電力政策やエネルギー政策の面からも必要ないという数量的な根拠と、経済的にもむだで高くつくということも明らかにすることも大事だ。本書は、原発推進派の言い分がいかに根拠のないものであるかを明らかにし、脱原発の市民戦略をさまざまなデータを駆使しながら、具体的かつ説得力のあるシナリオを提案する。また、原発自主避難者への支援活動を続ける「おいでんせぇ岡山」の運動を紹介し、新しいコミュニティを考える。
  • 目次

    はしがき

    第Ⅰ部 これまでの「電力社会」 上岡直見

    第1章 福島事故を振り返る
     基本的な「壁」は格納容器のみ
     無理が多い原子炉
     炉心損傷と放射性物質の放出
     さらに「最悪」の事態
     「冷温停止」は収束なのか
     これからの課題︱内部被曝
    第2章 「発電」と「停電」を考える
     計画停電と大規模停電
     発電所のしくみと能力
     「発電能力」と「発電量」
     なぜ「停電」するのか
     電気は「足りる」のか「足りない」のか
    第3章 何が原発を「必要」としてきたのか
     電力需要予測
     「非コンセント」需要
     需要構造を解明する︱関東編
     需要構造を解明する─広島編
    第4章 地域の「節電」を考える
     「節電」の考え方
     家庭部門の節電
     業務部門の節電
     二〇一一年夏の節電の成果
     節電するとむしろいいこと
     具体的な都市におけるケーススタディ
     家庭の対策
     業務の事業所単位の削減対策
     自動車のエネルギー削減対策
     総合評価
    第5章 エネルギー大量消費社会
     一〇〇万倍に増えた機械の出力
     エネルギー大量消費社会
     消費するほど「生産」になる
     日本は省エネ先進国か
     「脱電気」も重要
     地球温暖化と原子力の関係

    第Ⅱ部 脱原発へ向けたシナリオ 上岡直見

    第6章 脱クルマも脱原発への道
     エネルギー効率の低い自動車
     自動車に依存した都市
     道路や都市の構造とエネルギー消費
     都市経営の観点から
     原発存続が前提の電気自動車
     自動車税制との矛盾
    第7章 持続的な社会とエネルギー
     持続性とエネルギー
     地域の持続性
     持続性の測り方
     出入りをどう捉えるか
     地域でお金を回すメリット
    第8章 原子力は高くつく
     発電コストの検討
     「真の費用」の考え方
     事故リスクの費用
     事故発生頻度の考え方
     事故リスクコストと電力料金
    第9章 脱原発に向けたエネルギー政策
     市民エネ調
     エネルギー永続地帯
     環境省の調査
     再生可能エネルギーは「不安定」なのか
     気候ネットワーク「三つの25」など
    第10章 脱原発の世論を確立するために
     危ない「原発国民投票・住民投票」
     バック・トゥ
     「情報公開」だけでは「必要な情報」は得られない
     SPEEDIが活用できなかった理由
     奇妙な「節電」
     安易な「安全宣言」こそ危険
     「九電やらせメール」の本質︱沖縄戦集団自決との類似性

    第Ⅲ部 自主避難者を支援する 岡將男

    第11章 原発自主避難者受入れ活動~「おいでんせぇ岡山」
     「おいでんせぇ岡山」設立
     ▪三月一二日のRACDAブログから
     阪神大震災救援の経験からの判断
     ▪三月二二日のRACDAブログから
     原発自主避難者救援に特化
     ▪四月四日のRACDAブログから
     ホームページ開設と避難希望者の殺到
     ▪おいでんせぇ岡山とは
     ▪四月二七日のRACDAブログから
     ▪六月八日のRACDAブログから 原子力発電は純粋経済的に合わない
     イベントの実行と交流
     シェアハウスの試みの意義
     「おいでんせぇ岡山」の数字的実績とこれから
    第12章 「利益村」から本来のコミュニティへ
     「原子力村」と社会的背景
     岐阜の路面電車廃止などの経験から
     JR福知山線事故の政策的背景
     風評被害の悪夢
     中国食品会社名で倒産
     原子力村だけでない村社会の弊害
     国家の役割、これからの日本

    おわりに
  • 内容紹介

    脱原発を実現するためには、原発の危険性だけを指摘すれば十分と考える人も多い。しかし同時に原発は電力政策やエネルギー政策の面からも必要ないという数量的な根拠と、経済的にもむだで高くつくということを明らかにすることも大事だ。  本書は、原発推進派の言い分がいかに根拠のないものであるかを明らかにし、脱原発の市民戦略をさまざまなデータを駆使しながら、具体的かつ説得力のあるシナリオを提案する。また、原発自主避難者への支援活動を続ける「おいでんせぇ岡山」の運動を紹介し、新しいコミュニティを考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上岡 直見(カミオカ ナオミ)
    1953年東京都生まれ。環境自治体会議環境政策研究所主任研究員。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2000年より現職。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)

    岡 將男(オカ マサオ)
    1954年岡山市生まれ。NPO法人「公共の交通ラクダ(RACDA)」理事長。全国路面電車ネットワーク運営委員長。鉄道模型作家。東京大学経済学部卒。元国土交通省TDM実証実験懇談会委員、岡山経済同友会地域振興委員会副委員長、百鬼園倶楽部(内田百顕彰会)会長、瀬戸内の島々交流協議会事務局長代理、京橋朝市実行委員会実行委員、京橋アート村代表、津田永忠顕彰会幹事、塩飽本島海族隊事務局長、宇宙神楽実行委員会事務局長、おいでんせぇ岡山理事、両備ホールディングス・アドバイザー
  • 著者について

    上岡 直見 (カミオカ ナオミ)
    1953年 東京都生まれ
    環境自治体会議 環境政策研究所 主任研究員
    1977年 早稲田大学大学院修士課程修了
    技術士(化学部門)
    1977年~2000年 化学プラントの設計・安全性評価に従事
    2000年より現職
    2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)
    [著書]
    『鉄道は地球を救う』(日本経済評論社、1990年)、『自動車にいくらかかっているか』(コモンズ、2002年)、『持続可能な交通へ─シナリオ・政策・運動』(緑風出版、2003年)、『市民のための道路学』(緑風出版、2004年)、『新・鉄道は地球を救う』(交通新聞社、2007年)、『脱・道路の時代』(コモンズ、2007年)、『道草のできるまちづくり(仙田満・上岡直見編)』(学芸出版社、2009年)、『高速無料化が日本を壊す』(コモンズ、2010年)ほか多数。

    岡 將男 (オカ マサオ)
    1954年 岡山市生まれ
    NPO法人「公共の交通ラクダ(RACDA)」理事長
    全国路面電車ネットワーク運営委員長
    鉄道模型作家
    東京大学経済学部卒。
    元国土交通省TDM実証実験懇談会委員、岡山経済同友会地域振興委員会副委員長、百鬼園倶楽部(内田百閒顕彰会)会長、瀬戸内の島々交流協議会事務局長代理、京橋朝市実行委員会実行委員、京橋アート村代表、津田永忠顕彰会幹事、塩飽本島海族隊事務局長、宇宙神楽実行委員会事務局長、おいでんせぇ岡山理事、両備ホールディングス・アドバイザー
    [著書]
    吉備古代史小説「勾玉の首飾り」連載(『ビジネスセミナー』1992~93年)、『岡山の内田百閒』(日本文教出版、1989年)、『路面電車とまちづくり』(共著、学芸出版社、1999年)、『バスマップの底力』(共著、クラッセ、2010年)

脱原発の市民戦略 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:上岡 直見(共著)/岡 將男(共著)
発行年月日:2012/03/25
ISBN-10:4846112047
ISBN-13:9784846112042
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:20cm
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