万葉秀歌〈下巻〉 改版 (岩波新書) [新書]
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万葉秀歌〈下巻〉 改版 (岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2002/09/05
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万葉秀歌〈下巻〉 改版 (岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    万葉集はわれわれ誰もが読むべき宝典であるが、巻二十まで読破しようというのは並大抵のことではない。歌壇の第一人者が、四千五百有余のなかから、すぐれた歌を選び、誰もが理解でき、味わえるように平易簡潔な解説を付した本書は、万人のための「万葉集入門」であると同時に、「万葉集精髄」を実現したことにもなる。
  • 目次

    従属選出歌

    巻 第 八

    石激る垂水の上の(志貴皇子・一四一八)

    神奈備の伊波瀬の杜の(鏡王女・一四一九)

    うち靡く春来るらし(尾張連・一四二二)

    春の野に菫採みにと(山部赤人・一四二四)

    百済野の萩の古枝に(山部赤人・一四三一)

    蝦鳴く甘南備河に(厚見王・一四三五)

    平常に聞くは苦しき(大伴坂上郎女・一四四七)

    波の上ゆ見ゆる児島の(笠金村・一四五四)

    神名火の磐瀬の杜の(志貴皇子・一四六六)

    夏山の木末の繁に(大伴家持・一四九四)

    夕されば小倉の山に(舒明天皇・一五一一)

    今朝の朝け雁がね聞きつ(穂積皇子・一五一三)

    秋の田の穂田を雁がね(聖武天皇・一五三九)

    夕月夜心も萎に(湯原王・一五五二)

    あしひきの山の黄葉(大伴書持・一五八七)

    大口の真神の原に(舎人娘子・一六三六)

    沫雪のほどろほどろに(大伴旅人・一六三九)

    吾背子と二人見ませば(光明皇后・一六五八)

    巻 第 九

    巨椋の入江響むなり(柿本人麿歌集・一六九九)

    さ夜中と夜は深けぬらし(柿本人麿歌集・一七〇一)

    うちたをり多武の山霧(柿本人麿歌集・一七〇四)

    御食むかふ南淵山の(柿本人麿歌集・一七〇九)

    落ちたぎち流るる水の(作者不詳・一七一四)

    楽浪の比良山風の(柿本人麿歌集・一七一五)

    泊瀬河夕渡り来て(柿本人麿歌集・一七七五)

    旅人の宿りせむ野に(遣唐使随員の母・一七九一)

    潮気たつ荒磯にはあれど(柿本人麿歌集・一七九七)

    巻 第 十

    ひさかたの天の香具山(柿本人麿歌集・一八一二)

    子等が名に懸けのよろしき(柿本人麿歌集・一八一八)

    春霞ながるるなべに(作者不詳・一八二一)

    春されば樹の木の暗の(作者不詳・一八七五)

    春日野に煙立つ見ゆ(作者不詳・一八七九)

    百礒城の大宮人は(作者不詳・一八八三)

    春雨に衣は甚く(作者不詳・一九一七)

    卯の花の咲き散る岳ゆ(作者不詳・一九七六)

    真葛原なびく秋風(作者不詳・二〇九六)

    秋風に大和へ越ゆる(作者不詳・二一二八)

    朝にゆく雁の鳴く音は(作者不詳・二一三七)

    山の辺にい行く猟夫は(作者不詳・二一四七)

    秋風の寒く吹くなべ(作者不詳・二一五八)

    秋萩の枝もとををに(作者不詳・二一七〇)

    九月の時雨の雨に(作者不詳・二一八〇)

    大坂を吾が越え来れば(作者不詳・二一八五)

    吾が門の浅茅色づく(作者不詳・二一九〇)

    さを鹿の妻喚ぶ山の(作者不詳・二二二〇)

    思はぬに時雨の雨は(作者不詳・二二二七)

    さを鹿の入野のすすき(作者不詳・二二七七)

    あしひきの山かも高き(柿本人麿歌集・二三一三)

    巻向の檜原もいまだ(柿本人麿歌集・二三一四)

    あしひきの山道も知らず(柿本人麿歌集・二三一五)

    吾が背子を今か今かと(作者不詳・二三二三)

    はなはだも夜深けてな行き(作者不詳・二三三六)

    巻 第 十 一

    新室を踏み鎮む子し(柿本人麿歌集・二三五二)

    長谷の五百槻が下に(柿本人麿歌集・二三五三)

    愛しと吾が念ふ妹は(柿本人麿歌集・二三五五)

    朝戸出の君が足結を(柿本人麿歌集・二三五七)

    垂乳根の母が手放れ(柿本人麿歌集・二三六八)

    人の寐る味宿は寐ずて(柿本人麿歌集・二三六九)

    朝影に吾が身はなりぬ(柿本人麿歌集・二三九四)

    行けど行けど逢はぬ妹ゆゑ(柿本人麿歌集・二三九五)

    朱らひく膚に触れずて(柿本人麿歌集・二三九九)

    恋ひ死なば恋ひも死ねとや(柿本人麿歌集・二四〇一)

    恋ふること慰めかねて(柿本人麿歌集・二四一四)

    山科の木幡の山を(柿本人麿歌集・二四二五)

    大船の香取の海に(柿本人麿歌集・二四三六)

    ぬばたまの黒髪山の(柿本人麿歌集・二四五六)

    我背子に吾が恋ひ居れば(柿本人麿歌集・二四六五)

    山萵苣の白露おもみ(柿本人麿歌集・二四六九)

    垂乳根の母が養ふ蚕の(柿本人麿歌集・二四九五)

    垂乳根の母に障らば(作者不詳・二五一七)

    苅薦の一重を敷きて(作者不詳・二五二〇)

    振分の髪を短み(作者不詳・二五四〇)

    念はぬに到らば妹が(作者不詳・二五四六)

    斯くばかり恋ひむものぞと(作者不詳・二五四七)

    相見ては面隠さるる(作者不詳・二五五四)

    人も無き古りにし郷に(作者不詳・二五六〇)

    偽も似つきてぞする(作者不詳・二五七二)

    早行きて何時しか君を(作者不詳・二五七九)

    面形の忘るとならば(作者不詳・二五八〇)

    あぢき無く何の枉言(作者不詳・二五八二)

    奥山の真木の板戸を(作者不詳・二六一六)

    月夜よみ妹に逢はむと(作者不詳・二六一八)

    燈のかげに耀ふ(作者不詳・二六四二)

    難波人葦火焚く屋の(作者不詳・二六五一)

    馬の音のとどともすれば(作者不詳・二六五三)

    窓ごしに月おし照りて(作者不詳・二六七九)

    彼方の赤土の小屋に(作者不詳・二六八三)

    潮満てば水沫に浮ぶ(作者不詳・二七三四)

    朝柏閏八河辺の(作者不詳・二七五四)

    あしひきの山沢回具を(作者不詳・二七六〇)

    蘆垣の中の似児草(作者不詳・二七六二)

    道のべのいつしば原の(作者不詳・二七七〇)

    神南備の浅小竹原の(作者不詳・二七七四)

    さ寝かにば誰とも宿めど(作者不詳・二七八二)

    山吹のにほへる妹が(作者不詳・二七八六)

    こもりづの沢たづみなる(作者不詳・二七九四)

    人言を繁みと君を(作者不詳・二七九九)

    あしひきの山鳥の尾の(作者不詳・二八〇二)

    巻 第 十 二

    わが背子が朝けの形(柿本人麿歌集・二八四一)

    愛しみ我が念ふ妹を(柿本人麿歌集・二八四三)

    山河の水陰に生ふる(柿本人麿歌集・二八六二)

    朝去きて夕は来ます(作者不詳・二八九三)

    玉勝間逢はむといふは(作者不詳・二九一六)

    幼婦は同じ情に(作者不詳・二九二一)

    今は吾は死なむよ我背(作者不詳・二九三六)

    吾が齢し衰へぬれば(作者不詳・二九五二)

    ひさかたの天つみ空に(作者不詳・三〇〇四)

    能登の海に釣する海人の(作者不詳・三一六九)

    あしひきの片山雉(作者不詳・三二一〇)

    巻 第 十 三

    相坂をうち出でて見れば(作者不詳・三二三八)

    敷島の日本の国に(作者不詳・三二四九)

    川の瀬の石ふみ渡り(作者不詳・三三一三)

    巻 第 十 四

    夏麻引く海上潟の(東 歌・三三四八)

    筑波嶺に雪かも降らる(東 歌・三三五一)

    信濃なる須賀の荒野に(東 歌・三三五二)

    天の原富士の柴山(東 歌・三三五五)

    足柄の彼面此面に(東 歌・三三六一)

    ま愛しみさ寝に吾は行く(東 歌・三三六六)

    武蔵野の小岫が雉(東 歌・三三七五)

    鳰鳥の葛飾早稲を(東 歌・三三八六)

    信濃路は今の墾道(東 歌・三三九九)

    吾が恋はまさかも悲し(東 歌・三四〇三)

    上毛野安蘇の真麻むら(東 歌・三四〇四)

    伊香保ろのやさかの堰に(東 歌・三四一四)

    下毛野みかもの山の(東 歌・三四二四)下毛野安蘇の河原よ(東 歌・三四二五)

    鈴が音の早馬駅の(東 歌・三四三九)

    おもしろき野をばな焼きそ(東 歌・三四五二)

    稲舂けば皹る我が手を(東 歌・三四五九)

    あしひきの山沢人の(東 歌・三四六二)

    植竹の本さへ響み(東 歌・三四七四)

    麻苧らを麻笥に多に(東 歌・三四八四)

    児もち山若かへるでの(東 歌・三四九四)

    高き峰に雲の着く如す(東 歌・三五一四)

    我が面の忘れむ時は(東 歌・三五一五)

    昨夜こそは児ろとさ宿しか(東 歌・三五二二)

    防人に立ちし朝けの(東歌・防人・三五六九)

    葦の葉に夕霧立ちて(東歌・防人・三五七〇)

    巻 第 十 五

    あをによし奈良の都に(作者不詳・三六〇二)

    わたつみの海に出でたる(作者不詳・三六〇五)

    百船の泊つる対馬の(新羅使・三六九七)

    天離る鄙にも月は(新羅使・三六九八)

    竹敷のうへかた山は(新羅使・大蔵麿・三七〇三)

    あしひきの山路越えむと(狭野茅上娘子・三七二三)

    君が行く道の長路を(狭野茅上娘子・三七二四)

    あかねさす昼は物思ひ(中臣宅守・三七三二)

    帰りける人来れりと(狭野茅上娘子・三七七二)

    巻 第 十 六

    春さらば挿頭にせむと(壮士某・三七八六)

    事しあらば小泊瀬山の(娘子某・三八〇六)

    安積山影さへ見ゆる(前の采女某・三八〇七)

    寺寺の女餓鬼申さく(池田朝臣・三八四〇)

    仏造る真朱足らずは(大神朝臣・三八四一)

    法師らが鬚の剃杭(作者不詳・三八四六)

    吾が門に千鳥しば鳴く(作者不詳・三八七三)

    巻 第 十 七

    あしひきの山谷越えて(山部赤人・三九一五)

    降る雪の白髪までに(橘諸兄・三九二二)

    たまくしげ二上山に(大伴家持・三九八七)

    婦負の野の薄おし靡べ(高市黒人・四〇一六)

    珠洲の海に朝びらきして(大伴家持・四〇二九)

    巻 第 十 八

    あぶら火の光に見ゆる(大伴家持・四〇八六)

    天皇の御代栄えむと(大伴家持・四〇九七)

    この見ゆる雲ほびこりて(大伴家持・四一二三)

    雪の上に照れる月夜に(大伴家持・四一三四)

    巻 第 十 九

    春の苑くれなゐにほふ(大伴家持・四一三九)

    春まけて物がなしきに(大伴家持・四一四一)

    もののふの八十をとめ等が(大伴家持・四一四三)

    あしひきの八峰の雉(大伴家持・四一四九)

    丈夫は名をし立つべし(大伴家持・四一六五)

    この雪の消のこる時に(大伴家持・四二二六)

    韓国に往き足らはして(多治比鷹主・四二六二)

    新しき年の始に(道祖王・四二八四)

    春の野に霞たなびき(大伴家持・四二九〇)

    わが宿のいささ群竹(大伴家持・四二九一)

    うらうらに照れる春日に(大伴家持・四二九二)

    巻 第 二 十

    あしひきの山行きしかば(元正天皇・四二九三)

    木の暗の繁き尾の上を(大伴家持・四三〇五)

    我が妻も画にかきとらむ(防 人・四三二七)

    大君の命かしこみ(防 人・四三二八)

    百隈の道は来にしを(防 人・四三四九)

    蘆垣の隈所に立ちて(防 人・四三五七)

    大君の命かしこみ(防 人・四三五八)

    筑波嶺のさ百合の花の(防 人・四三六九)

    あられ降り鹿島の神を(防 人・四三七〇)

    ひなぐもり碓日の坂を(防 人・四四〇七)

    防人に行くは誰が夫と(防人の妻・四四二五)

    小竹が葉のさやぐ霜夜に(防 人・四四三一)

    雲雀あがる春べとさやに(大伴家持・四四三四)

    剣刀いよよ研ぐべし(大伴家持・四四六七)

    現身は数なき身なり(大伴家持・四四六八)

    いざ子ども戯わざな為そ(藤原仲麿・四四八七)

    大き海の水底深く(石川女郎・四四九一)

    初春の初子の今日の(大伴家持・四四九三)

    水鳥の鴨の羽の色の(大伴家持・四四九四)

    池水に影さへ見えて(大伴家持・四五一二)

    あらたしき年の始めの(大伴家持・四五一六)

    改版に際して
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    斎藤 茂吉(サイトウ モキチ)
    1882年‐1953年。1910年東京帝国大学医科大学卒業。専門は精神医学。歌人

万葉秀歌〈下巻〉 改版 (岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:斎藤 茂吉(著)
発行年月日:2002/09/05
ISBN-10:4004000033
ISBN-13:9784004000037
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:190ページ
縦:18cm
その他:第87刷
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