10代の真ん中で(岩波ジュニア新書) [新書]

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10代の真ん中で(岩波ジュニア新書) [新書]

価格:¥858(税込)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2002/01/21
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10代の真ん中で(岩波ジュニア新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    中学生になるころからいろいろなことがわからなくなってくる。国語は何を勉強するものなのか、歴史ってなんなのか。ともだちや親についても、これまでとは違った感じになる。一人の中学生が先生とメールで話しながら、なぜ、どこがわからなくなってきたのか、また大人になるってどういうことなのか、考えていく。
  • 目次

    はじめに

    1 10歳からの旅立ち

     1 「線」を引きはじめる

      『小さい太郎の悲しみ』/「一本の線を引く」ことがはじまる/「Sケン」をした・秘密基地を作った/「敵」に出会う・「戦士」になる、でも「戦争ごっこ」じゃないんだ

     2 「冒険」がしたい!

      『ドラえもん』にゃずいぶん助けられた/『ドラえもん』は「門」みたいだ/「のび太」になる

     3 「推理」がおもしろくなる

      『名探偵コナン』にはまる/「一人二役」の面白さ─『名探偵コナン』の二つの顔

     4 10歳─比較する力のはじまり

      「千」って「線」?─『千と千尋の神隠し』を見る/子どもの「戦い」と「物語」と─映画『少年時代』を見る/10歳─「比較する力」のはじまり

    2 13歳「わからなさ」のはじまり

     1 「夕焼け」の体験

      「わからなくなってきた」んだ/「つながりゼロ」にして見つめる/「はじめて世界を見る」ように

     2 「旅人」になる

      歌と旅人─「もう一人の自分」へ/誰もが「一人ぼっち」になる世代/歌、この小さな映画館

     3 変身について

      「狼になる」/生き物はみな「変身」する/「生きる場」によって姿が変わる/二つの変身─「早い変身」と「ゆっくりした変身」

    3 「学ぶこと」との出会い

      「12歳のイエス」のこと/「13歳」という出発点

     1 地理─国と地図の間にある世界

      国と地図と写真と/「地図」は人が考えた境界線でできている/映画『1492コロンブス』を見た/「地図」と「植民地」/「怪獣」に見える「ヨーロッパ」/「地図」って何だという問いかけ

     2 国語─物語と現実の間にある世界

      『銀河鉄道の夜』への疑問/「現実」は「物語」と「事実」の混合体だ/映画『バトル・ロワイアル』は中学生が殺し合いをする映画なのか?/「教室」からはじまる物語にしてるんだ/「キャンプ」になればエゴがぶつかる/恐怖映画は「変身」がテーマなんだ

     3 理科─レンズと肉眼の間にある世界

      なんでその写真が「火星」とわかるんだ/「代わりの目」が「自分の目」になることへの疑問/電子顕微鏡で見る世界/「途中」が飛ばされている/「レンズで見る世界」/「飛ぶ人」になる/「飛ぶ人」から「歩く人」へ/「ゆっくりと動く」世界

     4 歴史─「時の地図」を読む世界

      「ガンダムの歴史」と「鎌倉時代の歴史」はどう違うんだろう/生き物はみんな「過去を未来に生かして」生きている/映画『1492コロンブス』が面白い/未来の予想のために/時の地図─「暦」から「歴史」へ/時の地図に「歴史の先」を読む/歴史の「教科書」ってなんだ/「ガンダムの年表作り」だって捨てたもんじゃない

     5 数学─マイナスの世界ってなんだ

      「マイナス」を「引く」ってことがわからなくなってきた/「数」が「線」としてはじまる/「数直線」─「数」が「線」になる不思議/「マイナス」が「引く」ではなくなるときがくる/「琵琶湖の水位の計算」にはトリックがある?

     6 数─数えることの不思議さ

     ──「五〇万人目の入場者」ってどういうふうに数えるの

      「市営プール入れ替え事件」と「数」のこと/「ルール」によって「数」の姿が違ってくる/数えられないものを数えている

     7 倫理─映像が倫理を創り出すんじゃないか

      「ツインビル旅客機激突炎上」の映像が「映画」に見えたのはおかしいの?/「惨劇」を「ショー」のように見せる/「レンズ越し」に何度も同じ映像を見た/映像は編集=加工されている/「自爆テロ」と日本の「神風特別攻撃」「武士道の精神」/戦時中「出陣学徒壮行会」の映像が日本全国で放映されたんだ/たくさんな「声=倫理」に出会う必要がある

    4 家からの旅立ち

     1 「ともだち」との出会い──「ケータイ」文化の中で

      「着信気になり症候群」/「テレフォンエイジ」があった/「ケータイ」─この「ちょっとした家出」/「ケータイ」の二つの使い方/「連絡」から「ふれあい」へ/失恋─「自分と同じじゃない」ことを知る/「武器」としての「ケータイ」について

     2 「親」とのわかれ

      『プラトニック・セックス』を読んだ/「スポーツとしての性」と「ひたむきさ」/悪いってわかってるんだ─『一房の葡萄』の訴えるもの/13歳「悪いやつになる」─「親のルール」から「子のプラン」へ

    5 「明日」があるさ─「ひとり成人式」へ向けて

      大人になる目安ってあるんだろうか/「明日」がある/「希望」がある/「ひとり成人式」へ向けて

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    色々な問題をメールで先生と話してみた
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村瀬 学(ムラセ マナブ)
    1949年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。心身障害児の施設職員を経て、現在同志社女子大学生活科学部教授。一貫して心の問題を探究しており、特に最近は青少年の社会的な立場について発言を続けている

10代の真ん中で(岩波ジュニア新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:村瀬 学(著)
発行年月日:2002/01/18
ISBN-10:4005003893
ISBN-13:9784005003891
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:209ページ
縦:18cm
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