鏡の森 [単行本]

鏡の森 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  大手新聞社の整理部に勤める霧原昭平。社内は、もっぱら「Ｘデー」、そして活字が消える「Ｙデー」の話題でもちきりだった。昭和という時代と共に生きてきた昭平にとって、それは自分が生きてきた時代のひとつの終わりを意味していた。そんな折り、昭平は突然精神に異変を来す。鏡の森のような錯綜とした過去へ迷い込み彷徨する昭平。彼の過去への旅は果てしなく続いていく―。過去への遍歴を通じてみずからの魂の軌跡を描く、自伝風小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  海津 駿介(カイズ シュンスケ)
  １９３０年東京生まれ。東京大学卒業後、新聞社に勤務。退職後、私立大学で非常勤講師を務める。著書に、『湖国・文学の風景』（滋賀県出版文化賞）等

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