片山杜秀の本〈2〉音盤博物誌 [単行本]

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片山杜秀の本〈2〉音盤博物誌 [単行本]

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片山杜秀の本〈2〉音盤博物誌 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    シューベルトを近眼派音楽の夜明けと断じ、金満的ヴィブラートの淵源はクライスラーにありと喝破、信時潔から坂本龍一に至る隠された楽統を暴き出し、ショスタコと恋愛映画の意外な親和性を解明する―音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。『レコード芸術』誌連載の後半50本を完全収録。
  • 目次

    [1]小指の思い出
    [2]踊れ、ベートーヴェン!
    [3]留学生はかく悟れり
    [4]愛国のかたち
    [5]生産しない女
    [6]偉そうなチェロ
    [7]入野義朗という難関
    [8]バレンボイムの複数の故郷
    [9]ラッヘンマンの疎外とさび
    [10]ドシラとゴジラ
    [11]主よ御許に近づかん
    [12]答えのある質問
    [13]大和的原型と奈良的原型
    [14]グルジェフ式ラジオ修繕法
    [15]近衞秀麿と「日本的近代」
    [16]博徒ブーレーズ?
    [17]吸血鬼とオバQと一柳慧
    [18]エジプトの王女と日本の王子
    [19]シュトックハウゼンの世界新秩序
    [20]細腕のトスカニーニ
    [21]もうひとりの「音階の音楽家」
    [22]「代用の帝国」の逆襲
    [23]ドビュッシーの前にひざまずくヒンデミット
    [24]夕鶴のように飛んでいけなかった令嬢の話
    [25]極私的追悼・伊福部昭
    [26]翁になったフルネ
    [27]孤独に耐えられぬ者は哀れである
    [28]もうひとつの涅槃交響曲
    [29]ショスタコーヴィチと日本の恋愛
    [30]フランク沈没
    [31]ご先祖様はモーツァルト?
    [32]火男、がんばる
    [33]尊子と春子と長唄と
    [34]岩城宏之の逆襲
    [35]アメリカの田舎者とオーストリアの田舎者
    [36]齋藤高順と小津安二郎
    [37]多重人格者エッシェンバッハ
    [38]能とソヴィエト
    [39]R・シュトラウスはハリウッドに行ったか?
    [40]信時楽派が存在する(上)
    [41]信時楽派が存在する(中)
    [42]信時楽派が存在する(下)
    [43]松村禎三追悼──結核とエロス──
    [44]ボリバル主義とオーケストラ
    [45]ポスト・ポスト・モダン時代のベートーヴェン
    [46]「近眼派」音楽序説
    [47]アジアには愛が溢れていると岡倉天心は云ったけれど
    [48]さよなら、クライスラー
    [49]戦時日本語母音明徴化運動論序説
    [50]曖昧なる日本の巨匠
    あとがき
    人名索引
  • 内容紹介

    第30回サントリー学芸賞、第18回吉田秀和賞をダブル受賞!
    「天才と博識がはじけ出てくるような批評集である」(吉田秀和賞選評より)
    「なによりも自分の好きな作曲家や作品を紹介したいというおおらかな肯定の意志が素晴しい」(川本三郎氏、サントリー学芸賞選評より)

    シューベルトを近眼派音楽の夜明けと断じ、金満的ヴィブラートの淵源はクライスラーにありと喝破、信時潔から坂本龍一にいたる隠された楽統を暴き出し、ショスタコと恋愛映画の意外な親和性を解明する──
    音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。
    『レコード芸術』誌の人気連載、堂々の完結篇!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
    音楽評論家、思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。二百枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。2008年4月より慶應義塾大学法学部准教授
  • 著者について

    片山杜秀 (カタヤマモリヒデ)
    音楽評論家、思想史研究者。一九六三年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。
    著書に『音盤考現学』(アルテスパブリッシング)、『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教養の時代』(柏書房)、監修書に『日本の作曲家』(日外アソシエーツ)など。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。
    2006年、日本近代音楽研究の業績により京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を、2008年、『音盤考現学』および本書が第18回吉田秀和賞、第30回サントリー学芸賞を受賞。
    慶應義塾大学法学部准教授。

片山杜秀の本〈2〉音盤博物誌 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アルテスパブリッシング ※出版地:稲城
著者名:片山 杜秀(著)
発行年月日:2008/05/25
ISBN-10:4903951073
ISBN-13:9784903951072
判型:B6
発売社名:アルテスパブリッシング
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:326ページ ※312,14P
縦:19cm
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