日本の思想(岩波新書) [新書]
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日本の思想(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2003/07/15
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日本の思想(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代日本の思想が当面する問題は何か。その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。日本人の内面生活における思想の入りこみかた、それらの相互関係を構造的な視角から追究していくことによって、新しい時代の思想を創造するために、いかなる方法意識が必要であるかを問う。日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察。
  • 目次

    Ⅰ 日本の思想
     まえがき
      日本思想史の包括的な研究がなぜ貧弱なのか
      日本における思想的座標軸の欠如
      自己認識の意味
      いわゆる「伝統」思想と「外来」思想
      開国の意味したもの
     一
      無構造の「伝統」その㈠──思想継起の仕方
      その㈡──思想受容のパターン
      逆説や反語の機能転換
      イデオロギー暴露の早熟的登場
      無構造の伝統の原型としての固有信仰
      思想評価における「進化論」
     二
      近代日本の機軸としての「國體」の創出
      「國體」における臣民の無限責任
      「國體」の精神内面への滲透性
     三
      天皇制における無責任の体系
      明治憲法体制における最終的判定権の問題
      フィクションとしての制度とその限界の自覚
      近代日本における制度と共同体
      合理化の下降と共同体的心情の上昇
      制度化の進展と「人情」の矛盾
     四
      二つの思考様式の対立
      実感信仰の問題
      日本におけるマルクス主義の思想史的意義
      理論信仰の発生
      理論における無限責任と無責任
     おわりに

    Ⅱ 近代日本の思想と文学 ──一つのケース・スタディとして──
     まえがき
      政治─科学─文学
     一
      明治末年における文学と政治という問題の立てかた
      文学の世界をおそった「台風」
      「社会」の登場による走路の接近
      マルクス主義が文学に与えた「衝撃」
      文学者に焼付けられたマルクス主義のイメージ
      昭和文学史の光栄と悲惨
      政治(=科学)の優位から政治(=文学)の優位まで
     二
      プロ文学理論における政治的および科学的なトータリズム
      政治的と図式的
      政治過程におけるエモーションの動員
      政治における「決断」の契機
      思考法としてのトータリズムと官僚制合理主義
      政治の全体像と日常政治との完全対応関係
      方法的トータリズムの典型
      政治(=科学)像の崩壊──転向の始点と終点
      日本の近代文学における国家と個人
      「台風」の逆転と作家の対応の諸形態
      旧プロ文学者における文学の内面化と個体化
      対立物(文学主義)への移行契機
     三
      文化の危機への国際的な対応
      各文化領域における「自律性」の摸索
      政治・科学・文学における同盟と対抗の関係
      科学主義の盲点
      トータリズムの遺産の否定的継承
      「意匠」剝離の後に来るもの
     おわりに

    Ⅲ 思想のあり方について
     人間はイメージを頼りにして物事を判断する
     イメージが作り出す新しい現実
     新しい形の自己疎外
     ササラ型とタコツボ型
     近代日本の学問の受け入れかた
     共通の基盤がない論争
     近代的組織体のタコツボ化
     組織における隠語の発生と偏見の沈澱
     国内的鎖国と国際的開国
     被害者意識の氾濫
     戦後マス・コミュニケーションの役割
     組織の力という通念の盲点
     階級別にたたない組織化の意味
     多元的なイメージを合成する思考法の必要

    Ⅳ 「である」ことと「する」こと
     「権利の上にねむる者」
     近代社会における制度の考え方
     徳川時代を例にとると
     「である」社会と「である」道徳
     「する」組織の社会的擡頭
     業績本位という意味
     経済の世界では
     制度の建て前だけからの判断
     理想状態の神聖化
     政治行動についての考え方
     市民生活と政治
     日本の急激な「近代化」
     「する」価値と「である」価値との倒錯
     学問や芸術における価値の意味
     価値倒錯を再転倒するために

     あとがき
  • 内容紹介

    現代日本の思想が当面する問題は何か.その日本的特質はどこにあり,何に由来するものなのか.日本人の内面生活における思想の入りこみかた,それらの相互関係を構造的な視角から追求していくことによって,新しい時代の思想を創造するために,いかなる方法意識が必要であるかを問う.日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    丸山 真男(マルヤマ マサオ)
    1914‐96年。1937年東京大学法学部卒業。専攻は政治学、日本政治思想史

日本の思想(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:丸山 真男(著)
発行年月日:2003/07/15
ISBN-10:400412039X
ISBN-13:9784004120391
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:18cm
横:11cm
その他:第79刷
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