改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 [単行本]

販売休止中です

    • 改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 [単行本]

    • ¥6,600198 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001116285

改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 [単行本]

価格:¥6,600(税込)
ゴールドポイント:198 ゴールドポイント(3%還元)(¥198相当)
日本全国配達料金無料
出版社:創文社
販売開始日: 2003/12/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近世社会は、古くは絶対主義の時代と呼ばれ、近年においては「宗派化」「社会的規律化」の時代と把握されている。この時代の教会は、国家権力と手を携えて臣民(信徒)の内面と日常生活を徹底的に「宗派化」し、また「規律」への服従を教え込んだというのである。一方、都市・農村の「共同体原理」を重視する歴史家は、市民・農民は受動的な臣民ではなく、共同体の維持と繁栄のために「宗派化」と「規律化」を下から担っていたと説く。いずれにしても近年の西欧近世史は「国家」と「共同体」を軸に展開されている。しかし実際には、諸宗派の混在を克服できない地域が随所にあり、こうした状態のなかでは「社会的規律化」も至難の業であった。近世人にとって宗派の境界は絶対的なものではなく、異宗派の土地に移り、改宗を行う無数の人々が存在したのである。本書は16世紀から18世紀初頭までのスイスとその周辺地域に焦点を当て、改宗と亡命という現象に注目しながら「個人」の覚醒と自立化の過程を浮き彫りにし、図式的に捉えられてきた西欧近世史像に再考を迫る。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序論 近世史研究の動向と問題の所在―諸宗派の歴史的役割をめぐって
    第1章 近世スイスの宗派情勢
    第2章 聖職者の改宗と亡命
    第3章 信徒の改宗と亡命
    第4章 女性および未成年者の改宗と亡命
    第5章 国家・共同体・個人
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    踊 共二(オドリ トモジ)
    1960年福岡県生まれ。1983年早稲田大学第一文学部卒業。1991年同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。1997年武蔵大学助教授。1999年4月~2000年3月ベルン大学客員研究員。現在、武蔵大学教授。博士(文学)

改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 の商品スペック

商品仕様
出版社名:創文社
著者名:踊 共二(著)
発行年月日:2003/12/30
ISBN-10:4423460548
ISBN-13:9784423460542
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
ページ数:310ページ ※249,61P
縦:22cm
他の創文社の書籍を探す

    創文社 改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!