DNA鑑定とタイピング―遺伝学・データベース・計測技術・データ検証・品質管理 [単行本]
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DNA鑑定とタイピング―遺伝学・データベース・計測技術・データ検証・品質管理 [単行本]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2009/06/25
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DNA鑑定とタイピング―遺伝学・データベース・計測技術・データ検証・品質管理 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    犯罪に対する鑑定で使用されるDNAの進歩および成果を紹介。有罪宣告を出すだけではなく無実の人を釈放するなど、鑑定手法の驚異的な可能性を示している。DNAの構造および機能の基礎をカバーし、これらテクニックがどのように使用されるかを本文で詳述している。読者が興味に応じて参照しやすいよう、本文中にD.N.A.(データ、ノート、アプリケーション)Boxを多く用いた。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)などの新技術を豊富なイラストを用いて明確かつ詳しく説明している。
  • 目次

    はじめに

    第1章 DNAタイピングの概要と沿革
    DNA鑑定の沿革
    DNAサンプル処理のステップ
    コンピュータテクノロジーとの比較

    生物学
    第2章 DNA生物学の概要
    DNA原理の基礎
    集団における多様性

    第3章 サンプル採取,DNA抽出,DNA定量分析
    サンプル採取
    血液,精液,唾液の事前検査
    DNA抽出
    DNAの定量測定

    第4章 ポリメラーゼ連鎖反応(DNA増幅)
    ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)のプロセス
    マルチプレックスPCR
    リアルタイム(定量)PCR
    汚染に対する予防策
    法医学標本によるPCRの長所および短所

    第5章 ショートタンデムリピートマーカーおよび市販キット
    DNAの反復配列
    DNA鑑定タイピングコミュニティで使用するマーカーの選択
    市販のSTRキット
    13個のCODISSTRローカス(座位)に存在するアレルの詳細
    アメロゲニンによる性判別
    STRBASE:動的なSTRマーカーの情報源

    第6章 STRの生物学:スタッター産物,非テンプレート付加,マイクロバリアント,ヌルアレルと突然変異率
    スタッター産物
    非テンプレートの付加
    マイクロバリアントおよび「オフラダー」アレル
    アレル欠如およびヌルアレル
    突然変異および突然変異率

    第7章 DNA鑑定の課題:劣化DNA,PCR阻害,汚染,混合サンプル,低コピー数
    劣化したDNA
    PCRの阻害
    汚染の問題
    混合サンプル
    低コピー数のDNA鑑定
    STRタイピングの他の用途

    第8章 一塩基多型と2アレルマーカー
    科学捜査における他の遺伝子マーカーの役割
    SNPタイピングアッセイと技術
    SNPsのヒト鑑定への適用可能性
    他の2アレルマーカー
    議論のポイント

    第9章 Y染色体のDNA鑑定
    家系マーカー(lineagemarkers)
    個人識別鑑定(identitytesting)におけるY染色体分析の価値
    Y染色体の構造
    Y-STRマーカー
    DNA鑑定におけるY-STRの使用問題
    Y-SNPとバイ・アレルマーカー
    歴史的,家系的なY染色体の研究
    トーマス・ジェファーソンとサリー・ヘミングスとのスキャンダル
    Y染色体マーカーの調査
    男系鑑定と遺伝子系図
    議論のポイント

    第10章 ミトコンドリアDNAの分析
    ミトコンドリアDNAの特徴
    法医学の事例におけるミトコンドリアDNA配列
    mtDNA結果の判定と報告
    米国でmtDNA鑑定を実施している実験室
    判定に影響を与える問題
    mtDNA鑑定のためのスクリーニング
    集団データベース
    mtDNA研究の今後

    第11章 ヒト以外のDNA鑑定と微生物DNA鑑定
    ペットのDNA鑑定
    植物DNA
    微生物鑑定

    テクノロジー
    第12章 DNA分離方法:スラブゲルとキャピラリー電気泳動
    はじめに
    スラブゲル
    キャピラリー電気泳動
    DNA分離メカニズム
    補足:電気泳動による分離について

    第13章 DNA検出方法:蛍光色素と銀染色
    DNA分子のさまざまな検出方法
    蛍光検出
    銀染色

    第14章 STRタイピングのための装置:ABI310,ABI3100,FMBIOシステム
    ABIプリズム310ジェネティック・アナライザー
    ABI310の構成要素
    STRサンプルの遺伝子型を処理するためのABI310の操作方法
    標準モジュールで実行する手順
    高スループット能力をもつ代換ソリューション
    日立FMBIOIIとFMBIOIII蛍光イメージングシステム
    FMBIOIIにおけるサンプル調製
    FMBIOIIアプローチについて

    第15章 STRジェノタイピング
    ジェノタイピング(遺伝子型判定)の過程
    ジェノタイピングの結果に影響する要因
    余分なピーク

    第16章 鑑定作業の検証
    序章
    DNA鑑定の質と均一性保証に関わる組織
    研究室間テスト
    DNA標準参照資料
    市販サンプルの品質管理

    第17章 新技術,自動化,エキスパートシステム
    DNA分離・ジェノタイピングの新技術
    鑑定作業の自動化
    STRデータ判定のためのエキスパートシステム
    DNA鑑定と新技術によるユニークな挑戦

    第18章 CODISとDNAデータベースの利用
    CODIS
    DNAデータベースに関する重要な問題
    DNAデータベース法
    世界各国の国家DNAデータベース

    多型マーカーと統計解析
    第19章 遺伝原理の基礎:統計と確率
    確率
    統計学
    集団遺伝学の原理

    第20章 STR集団データベース解析
    集団DNAデータベースの構築
    DNAデータベースを利用した統計処理
    実用上の配慮点
    議論のポイント

    第21章 出現頻度推定,尤度比,および原因帰属
    頻度推定の方法
    尤度比
    原因帰属
    別の興味あるトピック

    第22章 混合斑と劣化DNAの統計解析の方法
    混合斑の判定
    部分的なDNAプロファイル

    第23章 血縁・親子鑑定
    父子(親子)鑑定
    逆親子鑑定

    各種資料
    第24章 大規模災害犠牲者のDNA鑑定
    災害犠牲者識別作業で直面する問題
    大規模災害に応用するDNA解析の初期作業
    2001年9月11日の犠牲者のDNA識別作業

    付録I STRアレル公表データ:サイズと配列

    付録II 米国集団データ-STRアレル頻度

    付録III DNA解析装置・製品・サービス供給業者

    付録IV DNA諮問委員会品質保証基準

    付録V 統計に関するDAB勧告

    付録VI NRCII勧告

    付録VII 犯罪事例におけるDNAプロファイルの例
  • 出版社からのコメント

    DNA鑑定に関しての基本的な知識を網羅
  • 内容紹介

    DNA鑑定の基礎から応用・実務までを、豊富な事例・イラスト・表で紹介。今までの日本にはなかった実践的な専門書。
    DNA鑑定は犯罪捜査のための技術と思われがちであるが、近年ではとくに食品表示の信頼性など食の安全分野での活躍も目立っている。また血縁・親子鑑定でも実用化され、さらに動物学・植物学・微生物学・考古学などの分野でも著しい発展が続いている。本書は、このような時代のニーズに対してまさに正鵠を射た書籍である。
    DNA鑑定の歴史的なことから始まり、生物学的な解説、さらに実際の鑑定に必要とされる生化学的な技術・装置などの原理・特徴、そして現場での注意までが具体的に詳しく紹介されている。DNA鑑定に関しての基本的な知識がこれ一冊でほぼカバーされている。
    本書の中のあちらこちらにちりばめてある「D.N.A.Box」には、実際の事件の経緯が詳しく載せられており、ストーリーにどんどん引き寄せられる。技術的な書籍でありながら、それぞれの面白さを感じながら読み進むことができる。また、技術に関しても、分かりやすく端的に説明しつつ、裏付けとなる論文の方法がもれなく掲載されている。これから、DNA鑑定技術に関係する仕事に就く人にとっても、必携の書である。
    〔原書 Forensic DNA Typing―Biology、 Technology、 and Genetics of STR Markers( Second Edition)〕
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バトラー,ジョン・M.(バトラー,ジョンM./Butler,John M.)
    ジョン・マーシャル・バトラー。中西部育ちで、若い頃から鑑定科学の仕事に就くことを決めて科学および法律に親しんだ。ブリガムヤング大学で化学の学士号を取得後、ヴァージニア大学で大学院の研究をするために東部に移った。大学院生のときに、FBIの名誉研修生となり、FBI研究所鑑定研究部で2年以上も客員研究員として過ごす。1995年にPh.D.を取得後、名門の米国学術研究会議の特別研究員として国立標準技術研究所に勤める。その後、カリフォルニアに移りGeneTrace System社という新興企業の研究員として数年間在籍。1999年秋、NISTに戻る。2002年、PECASEを受賞。2003年、鑑定遺伝学国際学会科学賞を受賞。この分野に関する著作は65件以上にも達し、主な鑑定科学の学術誌で定期的に記事が掲載されるほど最も活躍している著作者の1人。国内外で数多くのDNA鑑定タイピング会議に講演者として招かれており、ここ数年でドイツ、フランス、英国、ポルトガル、キプロス、そしてオーストラリアで講演している。科学者としての仕事が忙しい中にあって、バトラー博士夫妻は地元のコミュニティおよび教会で活動し、5人の子供の親でもある

    福島 弘文(フクシマ ヒロフミ)
    科学警察研究所所長、信州大学名誉教授

    五條堀 孝(ゴジョウボリ タカシ)
    国立遺伝学研究所副所長、教授

    藤宮 仁(フジミヤ ヒトシ)
    株式会社ダイナコム代表取締役

    玉田 一生(タマダ イッセイ)
    株式会社ダイナコム

DNA鑑定とタイピング―遺伝学・データベース・計測技術・データ検証・品質管理 の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:ジョン・M. バトラー(著)/福島 弘文(監訳)/五條堀 孝(監訳)/藤宮 仁(訳)/玉田 一生(訳)/福間 義也(訳)/長崎 華奈子(訳)
発行年月日:2009/06/30
ISBN-10:4320056825
ISBN-13:9784320056824
判型:規大
対象:専門
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:560ページ
縦:27cm
その他:原書第2版 原書名: Forensic DNA Typing:Biology,Technology,and Genetics of STR Markers,Second edition〈Butler,John M.〉
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