無用の達人 山崎方代(角川ソフィア文庫) [文庫]

無用の達人 山崎方代(角川ソフィア文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」。夏は着古したランニングシャツ、冬は野良着のような作業服、いつもすりきれたズボンをはいていた隻眼の男、山崎方代―。家族も持たず、定職にも就かず、始末のつかない自分に悩みながら笑いとペーソスの文芸に磨きをかけた孤独と無頼の日々、そして一度だけあった「本当の恋」とは？虚言と奇行を繰り返しながら、短歌一筋に生きた異端の歌人に迫る。

• 目次

  プロローグ
  
  第一章　艸庵にて
  第二章　生れは甲州
  第三章　黒きのれん
  第四章　うそのまこと
  第五章　鎌倉名物男
  第六章　南天の実
  
  あとがき
  文庫版あとがき
  主要参考文献・主な雑誌資料

• 出版社からのコメント

  虚言と奇行を繰り返しながら短歌一筋に生きた隻眼の歌人、山崎方代の一生。

• 内容紹介

  「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」。夏は着古したランニングシャツ、冬は野良着のような作業服、いつもすりきれたズボンをはいていた隻眼の男、山崎方代――。家族も持たず、定職にも就かず、始末のつかない自分に悩みながら笑いとペーソスの文芸に磨きをかけた孤独と無頼の日々、そして一度だけあった「本当の恋」とは？　虚言と奇行を繰り返しながら、短歌一筋に生きた異端の歌人に迫る。
  解説・川本三郎
  
  図書館選書
  夏は着古したランニングシャツ、冬は野良着のような作業服を身に纏い酒と笑いとペーソスを愛した隻眼の歌人、山崎方代。孤独と無頼を友とし、虚言と奇行を繰り返しながら短歌一筋に生きた異端の生涯に迫る。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  田澤 拓也(タザワ タクヤ)
  １９５２年、青森県生まれ。早稲田大学法学部・第一文学部卒業。出版社勤務を経てノンフィクション作家に。『ムスリム・ニッポン』（小学館）で第４回２１世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞、『空と山のあいだ　岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間』（角川文庫）で第８回開高健賞受賞

• 著者について

  田澤　拓也 (タザワ　タクヤ)
  １９５２年生。早稲田大学法学部・第一文学部卒業。出版社勤務後、ノンフィクション作家。著作に、『ムスリム・ニッポン』（小学館。第４回２１世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞）、『空と山のあいだ』（角川文庫。第８回開高健賞）、『百名山の人』（角川文庫）など多数。

無用の達人 山崎方代(角川ソフィア文庫) [文庫] の商品スペック