健常不安意識の探究 [単行本]

健常不安意識の探究 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  これから先の生きる困難を想像するとき、誰もが意識しうる、陰鬱で退避的な自我と建設的に立ち向かう自我とが絡み、織り成す「健常不安」。その抑制的及び成長志向的な二面性を、身体的自我、将来展望、対人関係意識を媒介として構造化し、青年・中年・高年の各段階間で比較・分析する。また、「健常不安」の異文化（日本・韓国・中国）による比較・検討と併せて、「少年犯罪」、「いじめ」、「不登校」といった社会問題との関連にも言及する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　序論（「不安」の定義と意味
  「不安」の測定に関する研究動向
  本書の検討課題と方法）
  第２部　心理学的調査のデータ分析（高齢者の不安
  「不安」と動機づけの関係
  「不安」と時間的展望の関係
  「不安」とｎｅｇａｔｉｖｅｉｍａｇｅとの関連
  日本人の「不安」を考える）
  第３部　考察（本研究の所見と総合的討論）
  第４部　要約

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  三宅 俊治(ミヤケ シュンジ)
  岡山市（旧、吉備郡真金町）生まれ。名古屋大学文学部（心理学専攻）卒。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了（文学修士）。名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士（心理学、名古屋大学）。現在、吉備国際大学心理学部教授

健常不安意識の探究 [単行本] の商品スペック