統一協会合同結婚式の手口と実態 [単行本]

統一協会合同結婚式の手口と実態 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本書は、１９９７年１１月にもワシントンでまた行われようとしている統一協会の合同結婚式、半ば強制的に参加させられ、協会の資金集めの手段となっているこの偽りの式典の実態を、豊富な資料と証言をもとに明らかにする。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　解説編（共同声明；統一教会の現状―その実態と合同結婚式の問題；統一協会合同結婚式では何が行われるのか；合同結婚に関する婚姻無効の裁判例）
  第２部　資料編（日本統一協会　歴代会長一覧；統一協会関連訴訟一覧；霊感商法被害相談集計表；青森地裁弘前支部判決；鹿児島地裁人参液刑事判決　ほか）

• 内容紹介

  タレント信者の参加と脱会で注目を集めた統一協会合同結婚式が今年また更に大規模に行われようとしている。本書は統一協会の被害者救済にあたる三つの団体が、資料と証言をもとに “式典” の実態とその危険性を強く訴える。

• 著者について

  全国霊感商法対策弁護士連絡会 (ゼンコクレイカンショウホウタイサクベンゴシレンラクカイ)
  1987年5月に、全国で霊感商法の被害者の救済や被害の根絶の活動に取り組んでいる弁護士約300名により結成された。各地の弁護士や弁護団はそれぞれ独自の立場で活動しているが、連絡会の活動として被害者救済のための情報交換と年２回の全国集会（一般公開）や随時の会合、内部通信の発行等を行っている。
  また、東京の弁護士グループ（霊感商法被害者救済担当弁護士連絡会）と協力して常設の相談窓口を開設して被害相談にのっている。
  
  日本基督教団統一原理問題連絡会 (ニホンキリストキョウダントウイツゲンリモンダイレンラクカイ)
  日本基督教団は1986年、1993年と２度にわたって統一協会に反対する声明を発表した。声明は「統一協会の実態を世に示し、被害者を出さない活動を行い、被害者の救済に取り組む」との内容である。
  それに基づき「統一原理問題連絡会」を組織した。活動は統一協会への予防と救出活動である。
  16の教区に連絡窓口を設け、救出の相談を受け付けている。救出を担当するのは牧師である。相談では本人の救出をはじめ、家族のケア、救出後のケアと広範な活動が必要である。
  我々は統一協会員をキリスト教に改宗することを求めない。統一協会から解放されて、社会の中で一人の人間として生きることを願って相談にのっている。
  
  全国原理運動被害者父母の会 (ゼンコクゲンリウンドウヒガイシャフボノカイ)
  統一協会の信者になって家族や信者の救出に成功した家族が、全国各地で「父母の会」に集ってさまざまなな活動を行っている。そのひとつが全国原理運動被害者父母の会である。今後、元信者やその家族による主体的な組織づくりや活動が期待されている。

統一協会合同結婚式の手口と実態 [単行本] の商品スペック