沖縄の占領と日本の復興―植民地主義はいかに継続したか [単行本]

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沖縄の占領と日本の復興―植民地主義はいかに継続したか [単行本]

中野 敏男(編著)波平 恒男(編著)屋嘉比 収(編著)李 孝徳(編著)
価格:¥3,740(税込)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2006/12/15
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沖縄の占領と日本の復興―植民地主義はいかに継続したか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人為的な産物としての植民地主義の継続、それは受難や受苦の連鎖である―。冷戦を含めた戦争・占領・復興の重層性や、それによる東アジアという時空間の支配を問うために、「沖縄の占領」とそれに支えられた「日本の復興」の歴史的・社会的な実態を把握し、戦中期の植民地主義が継続する戦後日本のありようを明らかにする。
  • 目次

    はじめに──「植民地主義はいかに継続したか」の解明に向けて 波平恒男

    1 占領と復興を問う
     重層する戦場と占領と復興 屋嘉比 収

    2 軍事占領と性暴力
     軍事占領と性暴力──問題の所在 宮城公子
     沖縄のアメリカ軍基地と性暴力──アメリカ軍上陸から講和条約発効前の性犯罪の実態を通して 宮城晴美
     朝鮮戦争と女性──戦時国家による性暴力の類型と争点 金貴玉/趙慶喜 訳
     沖縄占領とゲイ身体政治──植民地の男性セクシュアリティ 新城郁夫
     韓国の経験で占領はなぜなじまないのか 鄭永信/金美恵 訳

    3 被植民者の分断・連結・抵抗──新たな方法論と呼びかけのために
     被植民者の分断・連結・抵抗──新たな方法論と呼びかけのために 新城郁夫/宋連玉/宮城公子/屋嘉比 収

    4 日本の戦後復興とは何であったのか──沖縄と日本の一九五〇年代
     日本の“戦後復興"を問い直す──問題の所在 金富子
     閉ざされる復興と「米琉親善」──沖縄社会にとっての一九五〇年 鳥山 淳
     アメリカ軍政下の戦後復興──一九五〇年前後の沖縄、そして奄美 波平恒男
     「復興日本」の境界──戦後開拓から見えてくるもの 道場親信
     在日朝鮮人女性にとっての「戦後復興」──植民地主義の完成と家族への封じ込め 宋連玉
     一九四八年四月の「朝鮮戦争」──非常事態宣言下の神戸と在日朝鮮人 鄭栄桓
     始まりの反基地運動──一九五〇年代ナショナリズムの多義性 佐藤 泉

    植民地主義概念の新たな定位に向けて──「おわりに」にかえて 中野敏男
  • 内容紹介

    差別的な秩序を構築しようとする支配形式=植民地主義の継続、それは受難や受苦の連鎖である──。「沖縄の占領」とそれに支えられた「日本の復興」の歴史的・社会的な実態を重層的に把握して、戦中期の植民地主義が継続する戦後日本のありようを解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中野 敏男(ナカノ トシオ)
    1950年生まれ。東京外国語大学外国語学部教授。専攻は社会理論、社会思想

    波平 恒男(ナミヒラ ツネオ)
    1954年生まれ。琉球大学法文学部教授。専攻は西洋政治思想、政治社会学

    屋嘉比 収(ヤカビ オサム)
    1957年生まれ。沖縄大学法経学部助教授。専攻は沖縄近・現代思想史、歴史学

    李 孝徳(イ ヒョドク)
    1962年生まれ。東京外国語大学教員、季刊「前夜」編集委員。専攻は表象文化論
  • 著者について

    中野 敏男 (ナカノ トシオ)
    1950年生まれ。東京外国語大学外国語学部教授。専攻は社会理論、社会思想。著書に『大塚久雄と丸山眞男』(青土社)、『近代法システムと批判』(弘文堂)、『マックス・ウェーバーと現代』(三一書房)、共編著に『継続する植民地主義』(青弓社)など。

    波平 恒男 (ナミヒラ ツネオ)
    1954年生まれ。琉球大学法文学部教授。専攻は西洋政治思想、政治社会学。論文に「沖縄から見た戦後60年」(「季刊軍縮地球市民」2005年9月号)、「大城立裕の文学にみる沖縄人の戦後」(「現代思想」2001年7月号)など。

    屋嘉比 収 (ヤカビ オサム)
    1957年生まれ。沖縄大学法経学部助教授。専攻は沖縄近・現代思想史、歴史学。共著に『琉球・沖縄と海上の道』(吉川弘文館)、『継続する植民地主義』(青弓社)、『沖縄の記憶/日本の記憶』(未来社)など。

    李 孝徳 (リ タカノリ(イ ヒョドク))
    1962年生まれ。東京外国語大学教員、季刊「前夜」編集委員。専攻は表象文化論。著書に『表象空間の近代』(新曜社)、共編著に『継続する植民地主義』(青弓社)、共著に『ナショナル・ヒストリーを超えて』(東京大学出版会)など。

沖縄の占領と日本の復興―植民地主義はいかに継続したか の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:中野 敏男(編著)/波平 恒男(編著)/屋嘉比 収(編著)/李 孝徳(編著)
発行年月日:2006/12/15
ISBN-10:4787232681
ISBN-13:9784787232687
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:366ページ
縦:22cm
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