古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本]

販売休止中です

    • 古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本]

    • ¥1,76053 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001123897

古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本]

価格:¥1,760(税込)
ゴールドポイント:53 ゴールドポイント(3%還元)(¥53相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:青弓社
販売開始日: 2002/05/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一冊の古本が別の古本を呼び寄せる果てしのない連鎖…。黒子を脱いだ編集者が素顔をさらしてつづる、著者と本と出版社の世界。
  • 目次

    第1章 編集者、古本に出会う
     古本にみる“嫌いな名前”の話
     「原稿が書けない著者」と編集者
     没体験の話
     世に出ない遺稿の話
     またまた原稿紛失の話
     作家の自作朗読の話
     古本にみる「序文」の競演
     校正者の出てくる小説
     検印を押す話
     奥付を間違えそうになった話
     第一創作集ができあがったとき──真杉静枝の小説から
     献本へのお礼の話
     本盗人の話
     川端康成のもう一つの顔
     国文学者が書いた小説──坂本浩『時ぞ待たるる』ほか

    第2章 出版史のなかの編集者と作家
     古本が古本を呼ぶ話──昭和十年代の協和書院をめぐって
     小田嶽夫『文学青春群像』をめぐって──竹村書房のことなど
     ぐろりあ・そさえて寸描──神戸出身の出版人、伊藤長蔵のおもかげ
     金尾文淵堂──その人と仕事
     古きよき時代の編集者と文士たち──車谷弘の二冊の随筆集から
     ある出版人の足跡──明石書房と青年芸術派
     大阪の古い出版社──プラトン社・波屋書房・淑女社
     二冊の編集者追悼集──『大森直道さんを偲ぶ』『回想の森一祐』
     珍しい編集者批判
     追悼、創元社・矢部文治氏

    第3章 フリー編集者の日常
     古本で儲けそこなった話
     編集者の習性
     原稿依頼の話
     M先生との交流
     詩人古本屋
     古書目録
     文学者の古本屋時代
     古本祭りに想う
     書店での著者のエゴイズムをうつ
     手紙と感動

    第4章 編集者、本を読む
     出版業界の論点をえぐる──佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』
     聞き上手のコツを具体的に伝授──東山紘久『プロカウンセラーの聞く技術』
     生彩に富む編集者時代の交友記──水上勉『文壇放浪』
     文学者たちの友情はいかに成立し、発展したか──高橋英夫『友情の文学誌』
     出版黄金期の読者像を解明する──永嶺重敏『モダン都市の読書空間』
     〈もの〉をとおして見る新鮮な日常生活!──堀江敏幸『回送電車』
     研究者の蒐書のエネルギーに圧倒される──大屋幸世『蒐書日誌』一・二
     出版の舞台裏がのぞける楽しさ!──岸本葉子『炊飯器とキーボード』
     「異本」の存在が古典を成立させる!──外山滋比古『古典論』
     古本屋の仕事はおもしろい!──内堀弘『石神井書林日録』
     ノンフィクション作家への道は厳しい!──佐野眞一『私の体験的ノンフィクション術』
     美しき“物”に魅せられて──村田喜代子『人が見たら蛙に化(ルビ;な)れ』

    あとがき

    初出一覧
  • 内容紹介

    一冊の古本との出合いが別の古本を呼び寄せる、果てしなく続く不思議な連鎖──。原稿紛失の話や編集者の習性、古本で儲けそこなった話や著者と編集者の微妙な関係など、黒子を脱いだ編集者が素顔をさらしてつづる、本と著者と出版社の世界。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 輝次(タカハシ テルツグ)
    1946年(昭和21年)、伊勢市に生まれ、神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒業後、協和銀行(当時)に一年間勤める。1969年、創元社に入社。編集者として臨床心理学分野を開拓する。1992年、病気のために退社。現在、フリーの編集者
  • 著者について

    高橋 輝次 (タカハシ テルツグ)
     1946年(昭和21年)、伊勢市に生まれ、神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒業後、協和銀行(当時)に一年間勤める。1969年、創元社に入社。編集者として臨床心理学分野を開拓する。1992年、病気のために退社。現在、フリーの編集者。古本漁りは高校時代に始まる。著書『古書と美術の森へ』(新風舎)、『編集の森へ』(北宋社)、『著者と編集者の間』(武蔵野書房)。編著書『古本屋の蘊蓄』『古本屋の自画像』『古本屋の来客簿』『古本屋の本棚』『原稿を依頼する人される人』(いずれも燃焼社)、『古本漁りの魅惑』『誤植読本』(いずれも東京書籍)。

古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:高橋 輝次(著)
発行年月日:2002/05/09
ISBN-10:4787291572
ISBN-13:9784787291578
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:19cm
他の青弓社の書籍を探す

    青弓社 古本が古本を呼ぶ―編集者の書棚 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!