近代フランスの誘惑―物語・表象・オリエント [単行本]

近代フランスの誘惑―物語・表象・オリエント [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本書は近代フランス、より正確には十九世紀から二十世紀初頭に至るまでのフランスの文学、メディア、芸術、社会を対象にした論考を集成したものである。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　文学を読み解く（欲望と蕩尽の物語―バルザック『あら皮』を読む
  諷刺の美学―フローベール『紋切型辞典』の射程
  オリエントの誘惑―マクシム・デュ・カン、フローベールと東方旅行記の系譜
  大衆小説の射程―ウージェーヌ・シュー作『パリの秘密』をめぐって　ほか）
  第２部　近代を遊歩する（犯罪はどのように語られてきたか
  写真と東方紀行―マクシム・デュ・カンの場合
  ベル・エポックの残像―ウージェーヌ・アジェとその時代
  彫刻家ロダンはいかにして創られたか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小倉 孝誠(オグラ コウセイ)
  １９５６年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。パリ第４大学文学博士。慶應義塾大学文学部教授。専門は、近代フランスの文学と文化史。特に歴史、身体、病理、ジェンダーなどを手掛かりに、１９世紀の文学、芸術、社会、思想を総合的に読み解いている。また、回想録、自伝、日記など、自己を語るエクリチュールの体系的な研究をめざしている

近代フランスの誘惑―物語・表象・オリエント [単行本] の商品スペック