「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡 [単行本]
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「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2012/05/30
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「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書が扱うのは、「国家主権」をめぐる思想の歴史である。そこで描き出すのは、「立憲主義」の大きな流れが国際社会につくりだした変化の軌跡である。思想家たちは、われわれの生きる国際社会をどのように構想し、変えていったのだろうか。その起源と展開を追う。
  • 目次

    はじめに

    序章 国家主権が描き出す問題――前近代から近代へ
     1 近代の産物としての国家主権
     2 本書の方法論と前近代の主権概念
     3 近代の国家主権論

    第1章 古典的立憲主義における主権概念――一七~一八世紀
     1 革命期イギリスでの主権論
     2 一八世紀イギリスの主権論
     3 「国際的」場面での主権概念
     4 アメリカ建国当時の主権論
     5 アメリカ立憲主義的主権論の進展

    第2章 国民国家確立と立憲主義的主権の変容――一九世紀
     1 大陸における国民国家思想の台頭
     2 イギリスにおける近代主権論の進展
     3 イギリスにおける国際法学者の主権概念
     4 アメリカにおける近代主権論の進展
     5 アメリカにおける国際法学者の主権概念

    第3章 国際連盟と国際立憲主義の登場――二〇世紀の始まり
     1 イギリスにおける国際連盟設立時の議論
     2 アメリカにおける国際連盟設立時の議論
     3 ウィルソンとランシング

    第4章 国際立憲主義の進展と挫折――二つの世界大戦のあいだ
     1 シュミット主権論の含意
     2 イギリスにおける国内的主権論
     3 イギリスにおける国際的主権論
     4 アメリカにおける国内的主権論
     5 アメリカにおける国際的主権論

    第5章 国際立憲主義の停滞――冷戦・脱植民地化の時代
     1 第二次世界大戦直後の主権概念
     2 主権平等原則と共産主義・新興独立諸国
     3 主権概念の形式化

    第6章 新しい国際立憲主義の萌芽――一九七〇年代~八〇年代
     1 主権と国際社会論
     2 主権と構造主義およびレジーム論
     3 国家主権の領域と市民社会の領域

    第7章 冷戦後世界における主権論――冷戦終結から二一世紀へ
     1 冷戦終結と新しい国際立憲主義
     2 批判理論と主権懐疑論
     3 保護する責任としての国家主権
     4 対テロ戦争の時代の国家主権

    終章 結論と展望

    人名索引
    事項索引


    篠田英朗(しのだひであき)
    1968年,神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)博士課程修了,Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学平和科学研究センター助手,ケンブリッジ大学客員研究員,コロンビア大学客員研究員などを経て,
    現在:広島大学平和科学研究センター准教授(国際関係論)。
    主著:Re─examining Sovereignty: From Classical Theory to the Global Age(London: Macmillan, 2000)
    『平和構築と法の支配─国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社,2003年,大佛次郎論壇賞受賞)
    『紛争と人間の安全保障─新しい平和構築のアプローチを求めて』(共編,国際書院,2005年)
    『国際社会の秩序』(東京大学出版会,2007年)など。
  • 内容紹介

    批判、侮蔑、無視、再解釈……あらゆる挑戦を受けてきた「国家主権」という思想。その起源と展開を追い、現在のすがたを照らし出す。
     
    本書が扱うのは、「国家主権」をめぐる人びとの思想の歴史である。そこで描き出すのは、「立憲主義」の大きな流れが、われわれが生きる国際社会につくりだした変化の軌跡である。立憲主義に着目して国家主権の思想を分析することで、われわれの生きる世界がどのように構想されてきたのか、本書は問い直していく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    篠田 英朗(シノダ ヒデアキ)
    1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学平和科学研究センター助手、ケンブリッジ大学客員研究員、コロンビア大学客員研究員などを経て、広島大学平和科学研究センター准教授(国際関係論)
  • 著者について

    篠田 英朗 (シノダ ヒデアキ)
    篠田 英朗(しのだ ひであき)1968年,神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)博士課程修了,Ph. D.(国際関係学)を取得。広島大学准教授,ケンブリッジ大学客員研究員などを経て,現在:東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(国際関係論)。主著:『平和構築と法の支配――国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社,大佛次郎論壇賞受賞),『国際社会の秩序』(東京大学出版会),『「国家主権」という思想――国際立憲主義への軌跡』(勁草書房,サントリー学芸賞受賞),『国際紛争を読み解く五つの視座――現代世界の「戦争の構造」』(講談社),『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保(風行社,読売・吉野作造賞受賞),『紛争解決ってなんだろう』(ちくまプリマー新書)など多数。

「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:篠田 英朗(著)
発行年月日:2012/05/20
ISBN-10:4326351608
ISBN-13:9784326351602
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:346ページ
縦:20cm
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