神祭(角川文庫) [文庫]

神祭(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  土佐の山に囲まれた盆地に、ひっそり佇む嬉才野村。村の家々では、かつて盛大な「神祭」が行われていた。それは、氏神様に一年の収穫を感謝する祭りであり、遠方からの親戚縁者が集い、村が賑わう日でもあった。村に住む老女・由喜の脳裏に甦った、四十年前の「神祭」の奇妙な記憶とは…。ある盆の日、山中に忽然と消えた公務員・定一。山に隠れて、あることないことを吹聴し、村人を嘲弄し始めた。定一は神隠しにあったのか、それとも死んでしまっているのか…。嬉才野村を舞台に、神秘と幻想美あふれる土俗世界を描いた、珠玉の短編小説集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  神祭；火鳥；隠れ山；紙の町；祭りの記憶

• 出版社からのコメント

  土佐の魔術的世界。

• 内容紹介

  土佐・嬉才野村に住む老女の脳裏に甦る四十年前の「神祭」の奇妙な記憶。盆の日、山中に忽然と消えた公務員・定一。彼は神隠しにあったのか、それとも。神秘と幻想美あふれる土俗世界を描いた珠玉の短編集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  坂東 真砂子(バンドウ マサコ)
  高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアで建築とデザインを学ぶ。９６年『桜雨』で第三回島清恋愛文学賞、９７年『山妣』で第一一六回直木賞、２００２年『曼荼羅道』で第十五回柴田錬三郎賞受賞。現在、タヒチ在住

• 著者について

  坂東　眞砂子 (バンドウ　マサコ)
  高知県生まれ。９６年「桜雨」で島清恋愛文学賞、９７年直木賞受賞。

神祭(角川文庫) [文庫] の商品スペック