ひとり夜風―紋ちらしのお玉(角川文庫) [文庫]

ひとり夜風―紋ちらしのお玉(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  柳橋芸者のお玉は、山内容堂や松平春嶽など、名だたる大名たちから贔屓にされる売れっ子だが、裏の稼業があった。男に抱かれては、その相手の家紋を刺青にして体に彫る。忘れられない男たちの思い出を体に刻み、それを千個集める“千人信心”の願をかけて。だから、二つ名は「紋ちらしのお玉」。幕末を騒がす事件とともに、変わりゆく時代の波が、お玉と男たちを呑み込んでゆく。好評シリーズ第２弾は、書き下ろしで登場。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  むぐり芸者；おとこ地獄；千点の花；虎尾；白几の客

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  河治 和香(カワジ ワカ)
  東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部卒業。日本映画監督協会に勤めるかたわら、江戸風俗研究家の三谷一馬氏に師事して、江戸風俗を学ぶ。『秋の金魚』で第２回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。２作目となる『笹色の紅』で評論家の絶賛を浴びる

ひとり夜風―紋ちらしのお玉(角川文庫) [文庫] の商品スペック