流用アート論―一九一二-二〇一一年 [単行本]
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流用アート論―一九一二-二〇一一年 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2011/07/21
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流用アート論―一九一二-二〇一一年 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    既製品を流用するレディ・メイド、印刷物の断片を流用するコラージュ。アートは複製技術の登場をきっかけにあらゆるものを流用し、次々にアート作品に置き換えてきた。現代アートの百年を「流用」という視点からレクチャーして、これからのアートの可能性に迫る。
  • 目次

    はじめに

    序章 「流用」によるアートの誕生
     1 社会の工業化と「流用」のアート
     2 社会のメディア化とアートの変化

    第1章 「既にあるもの」と現代アート
     1 想像力は商品をアートに変える
     2 アート表現をめぐる二千年の課題
     3 表現の手段はボーダーレス化へ

    第2章 抽象表現主義とネオダダ
     1 線の重なりとして可視化された時間
     2 絵画は一枚の平面にすぎない
     3 コラージュからコンバインへ
     4 アトリビュートとしての廃タイヤ
     5 感じ取るアートの登場

    第3章 ミニマリズム
     1 what から how へ
     2 平面化から抽象化能力へ 
     3 無機質なホワイトキューブと「場」の創出 

    第4章 アート表現に置き換えられる身体行為 
     1 「描く」ことから、自らが「動く」ことへ 
     2 流用で身体をアート化させる 
     3 日常がアートになっていく 

    第5章 コンセプチュアル・アート(概念芸術) 
     1 「情報」を流用する 
     2 「実物」と「写像」そして「注釈」 
     3 潜在するメッセージを解き明かす 

    第6章 「場」を流用し、表現を拡張する 
     1 ロンドンの復権とミュージアムの変容 
     2 変容し続ける“アート化システム” 
     3 ランド・アートへの展開 
     4 包み込むか、さもなくば爆発か
     5 環境を意味付けるアート表現

    第7章 ポップ・アートの登場と展開
     1 コラージュされる大衆の欲望
     2 流用するならベストセラーを
     3 大衆化社会と価値観の倒錯

    第8章 アメリカのポップ・アート
     1 商品が作品に置き換わる
     2 日用品のメッセージ、アイドルのメッセージ

    第9章 ゴミという素材へのこだわり
     1 廃棄物も流用されてアートになる
     2 他者の記憶を流用する

    第10章 ポストモダニズム
     1 シミュレーショニズムと身辺のアート
     2 二十世紀「世紀末」芸術
     3 流用して意味を付加する

    第11章 なりきることで生まれ変わる
     1 他人の身体を流用する
     2 理想の女性像を求め続ける
     3 身体はメディア化されていく
     4 私は名画の主人公

    第12章 拡張される写真の正面性
     1 流用された正面性のまなざし
     2 写真は記憶を写し出す

    第13章 流用は時間を変容させていく
     1 純白の写真になった映画の時間
     2 一枚の写真で可視化された歴史
     3 映像化された絵画の時間

    第14章 メディアを超えて連鎖する流用
     1 個人の記憶をパブリックな場へ
     2 流用は一度にとどまることはない

    第15章 ライフスタイルと重なり合うアート
     1 イラストとフィギュアの一九八〇年代日本
     2 食玩からアートになったフィギュア
     3 アート化し続けるサブカルチャー
     4 遠近法の西欧、フラットな日本
     5 幼児性を脱却した二頭身

    終章 「流用」が紡ぐ神聖からキッチュまで


    図版一覧
    あとがき
    人名索引
  • 内容紹介

    既製品を流用するレディ・メイド、印刷物の断片を流用するコラージュ。アートは複製技術の登場をきっかけにあらゆるものを流用し、次々にアート作品に置き換えてきた。現代アートの100年を「流用」という視点から読み解き、これからのアートの可能性に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小田 茂一(オダ シゲカズ)
    1949年、石川県生まれ。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期(マネジメント)修了。NHKの教育・教養系番組ディレクターおよびプロデューサーを務め、現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(メディア表現コース)教授
  • 著者について

    小田 茂一 (オダ シゲカズ)
    1949年、石川県生まれ。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期(マネジメント)修了。NHKの教育・教養系番組ディレクターおよびプロデューサーを務め、現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(メディア表現コース)教授。主なアート関連番組は『NHKスペシャル 立花隆のシベリア鎮魂歌 抑留画家・香月泰男』『白を育む日々 人間国宝・三輪休雪の世界』『ETV特集 文学、恋そして艶やかに 作家 宇野千代の世界』の制作、『日曜美術館 漂白のフォービスト 小泉清』『NHK文化シリーズ 美をさぐる ヤングへのメッセージ イラストの世界』の構成などがある。著書は『絵画の「進化論」――写真の登場と絵画の変容』(青弓社)。

流用アート論―一九一二-二〇一一年 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:小田 茂一(著)
発行年月日:2011/07/21
ISBN-10:4787273086
ISBN-13:9784787273086
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:196ページ
縦:21cm
横:21cm
厚さ:2cm
重量:340g
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