ブラック・アテナ―古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ〈1〉古代ギリシアの捏造1785-1985(グローバルネットワーク21“人類再生シリーズ"〈5〉) [単行本]
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ブラック・アテナ―古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ〈1〉古代ギリシアの捏造1785-1985(グローバルネットワーク21“人類再生シリーズ"〈5〉) [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2007/04/26
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ブラック・アテナ―古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ〈1〉古代ギリシアの捏造1785-1985(グローバルネットワーク21“人類再生シリーズ"〈5〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「古代ギリシアは非西欧中心の混成文化文明によって発展した」西欧近代が捏造した偽「正統世界史」を修正。人種主義・科学万能主義に基づく西欧学芸精神と正面から対峙し、世界の論壇に大衝撃を与えた「ブラック・アテナ論争」の出発点。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 古典古代における古代モデル
    第2章 エジプトの英知とその後の西欧へのギリシア人による伝播
    第3章 一七~一八世紀におけるエジプトの勝利
    第4章 一八世紀におけるエジプトに対する敵対意識
    第5章 ロマン主義言語学―インドの上昇とエジプトの下降一七四〇~一八八〇年
    第6章 ギリシア至上主義その1―古代モデルの衰退一七九〇~一八三〇年
    第7章 ギリシア至上主義その2―古代学のイギリスへの伝播とアーリア・モデルの興隆一八三〇~六〇年
    第8章 フェニキア人の興隆と衰退一八三〇~八五年
    第9章 フェニキア問題の最終的解決一八八五~一九四五年
    第10章 戦後の状況―穏健アーリア・モデルへの回帰一九四五~八五年
  • 出版社からのコメント

    欧米近代の歴史学のあり方を問う大論争の書
  • 内容紹介

    歴史学と知識の社会学を駆使し「世界史」の通念を問い直す全世界衝撃の書、待望の邦訳!

     『ブラック・アテナ』という書名は、ギリシアの女神アテナがアフリカ系人種の血を受け肌の色が黒かったのではないかという著者の想定を表したものである。
     本書『ブラック・アテナ』第 Ⅰ巻(1987年刊)は、著者バナールが歴史学と知識の社会学という2つの手法を駆使して、今日まで私たちが「世界史」の通念として教えられて来た「アーリア・モデル」(*)を、近代ヨーロッパにおけるヨーロッパ中心主義による「古代ギリシアの捏造」であると主張したものである(第3章から第10章まで)。本書でも指摘されているように、実は古代ギリシアの歴史家や哲学者自身がエジプトとフェニキアの古代ギリシア成立への貢献を認めていた(第1章・第2章)。
     本書第 Ⅰ巻の発刊は世界中の論壇に衝撃を与えた。第一は、1996年に刊行された『ブラック・アテナ再考』である。この書では古代ギリシア研究の専門家19人が動員され、バナールの主張はすべて採るに足りないものと手厳しく批判した。バナールはこれに対し、大冊『ブラック・アテナは反論する』を2001年に公にした。その間にも両者の主張を大学における学問の有り様としてまとめた『大学における異端』が1999年に刊行されている。こうして「ブラック・アテナ論争」が世界を駆け巡ることとなる。
     一方、アメリカのデュボイスや西アフリカのシェック・アンタ・ディォプがこれまでにも主張してきた白人優越主義思想を非とする人種差別論争にも火を注ぐこととなった。いずれも議論はまだ始まったばかりである。さて教科書『世界史B』で教えられて来た古代ギリシア史の通念を、私たち日本人は、近代化の歴史も含め、どのように問い直すべきであろうか。

    (*)「アーリア・モデル」とは、古代ギリシアの文化文明のルーツをインド・ヨーロッパ語族(アーリア人)に求めるヨーロッパ中心史観。これに対しバナールは、本書で「修正古代モデル」説を唱え、古代ギリシアはエジプト人やフェニキア人をはじめとする非インド・ヨーロッパ語族を中心とした混成文化文明によって発展したと主張、「ブラック・アテナ論争」の始まりとなる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バナール,マーティン(バナール,マーティン/Bernal,Martin)
    1937年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学バークレー校、ハーバード大学などで教育を受け、1966年ケンブリッジ大学東洋学博士。1972年よりコーネル大学政治学部準教授、1984年教授。2001年退職

    片岡 幸彦(カタオカ サチヒコ)
    立命館大学法学部・国際関係学部教授、羽衣国際大学教授、国立ハノイ人文社会科学大学客員教授等を経て、グローバルネットワーク21(GN21)代表。国際関係論、地域研究論
  • 著者について

    Martin Bernal (バナール マーティン)
    Martin BERNAL(マーティン・バナール)
    ロンドン生まれ。
    英米で学業を積んだ後、長く米コーネル大学で中国史・近東学などの教授を務める。
    著書『黒いアテナ? Ⅱ.考古学と文書にみる証拠』(上・下、藤原書店)は本書の第 Ⅱ巻。

ブラック・アテナ―古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ〈1〉古代ギリシアの捏造1785-1985(グローバルネットワーク21“人類再生シリーズ"〈5〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:マーティン バナール(著)/片岡 幸彦(監訳)
発行年月日:2007/05/15
ISBN-10:4794807376
ISBN-13:9784794807373
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:668ページ
縦:22cm
その他: 原書名: BLACK ATHENA:THE AFROASIATIC ROOTS OF CLASSICAL CIVILIZATION Vol.1〈Bernal,Martin〉
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