心理学者 教科教育を語る [単行本]
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心理学者 教科教育を語る [単行本]

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出版社:北大路書房
販売開始日: 1995/05/15
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心理学者 教科教育を語る [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序文

    第一部 国語教育への提言

    1 作文指導への提言─読み手や書き手の知識の変容へ─
     はじめに
     1.物語ることから文字作文へ
     2.作文産出の過程
     3.作文による知識の変容
    2 読解指導への提言─教育心理学からのアプローチとは─
     1.授業実践の解説書を読む
     2.教育心理学と国語教育との「学際化」に向けて
    3 読書指導への提言─対話を生む読書指導へ─
     図書の時間はのんびりタイム
     二段式積み上げ指導論と暗黙の読書教育観再考
     読書経験の共有と学び合う関係の形成
    4 授業実践への提言─子どもの主体的な「読み」と対話をめざした文学教育─
     物語文の授業と子どもたちの「読解」
     「作者の死」と「読者の復権」
     因果分析と物語の意味表象モデル
     対話による教室の学び
     「つぐない」対「友達」の論争を超えた先にあるもの
     学校や教室の「学び」とは何なのか
    コメント 心理学と国語科教育の新しい関係─子どもの実態把握をもとにこれからの実践方向を─
     「過程」の解明がもたらすもの
     「モデル」が拓く新たな可能性
     理念の盲点を明らかにする
     研究の境界はあるのか

    第二部 算数・数学教育への提言

    1 数と計算
     1.たし算とひき算
     2.割合
    2 数概念の発達
     認知発達の諸理論
     新ピアジェ派の認知発達論
     就学前の子どもの数概念──二つのスキーマ
     六歳児の数概念:二つのスキーマの統合
     八歳児の数概念:二次元的思考
     十歳児の数概念:統合された二次元的思考
     子どもの数概念と算数教育
    3 算数文章題の解決
     はじめに
     算数文章題を解くのはなぜむずかしいのか
     算数文章題の解決過程
     算数文章題の問題文理解
     おわりに
    4 心理学からみた数学教育
     何のための数学教育か
     1.数学を活かして学ぶ──道具としての数学
     2.数学を通して学ぶ──転移する能力の育成
     3.数学のおもしろさを味わう──数学文化への参加と鑑賞
     4.おわりに
    コメント 算数・数学の学習指導改善のために
     1.既修事項との関連をはかる
     2.数感覚を生かした計算指導
     3.教材としてのノン・ルーチンな文章題
     4.算数・数学の有用性の強調

    第三部 理科教育への提言

    1 ルール(法則)を教え、学ぶこと
     ルールの学習
     高いレベルの科学─自然科学の基本的なルール
     教材を思いきってルール化する
     例外の役割
     学習者も自分たちなりのルールを持っている
     おわりに
    2 理科が好きになる─理解を重視した理科教育
     贋金にご用心!─概念の有用性
     ものの重さが違うわけ─モデルの構成
     形式と意味の狭間で
     最後に
    3 科学的概念の学習はどう行なわれるか─提示事例の有効性をめぐって─
     金属の学習と焦点事例
     どれが正しい?
     概念の異種定式化説
     提示事例の配列順序
     最後に
    4 「学ぶ意欲」と「知識」
     架空シンポジウム:「理科教育」をめぐるそれぞれの立場
     世界の三大物質「金属の仲間」「塩の仲間」「砂糖の仲間」
     この例が意味すること
     架空シンポジウム:続き
    コメント 『わかるとは』を求めて

    第四部 生活科教育への提言

    1 生活科への期待と学校・教師の仕事
     選択肢の多い生活科
     注文も多い生活科
     具体的な体験が旗印の生活科
     活動の醍醐味を味わわせる生活科
     書かせることを急がない生活科
     なお実験的試みが必要な生活科
    2 幼児教育から学ぶ生活科
     幼稚園観察はなぜ疲れるのか?
     保育内容からの連続
     幼児が抱く小学校のイメージ
     遊び勉強とはいうが─教科書の功罪
     就学を境にして何が変わるか
     教師も体験から学ぶ
    3 「こだわり」をめぐって─ある授業風景から─
     こんな子どもたちに出会った
       ─四年総合学習「手づくりコンサートをしよう」
     こんな子どもたちに出会った
       ─二年生活科「おてつだいだいさくせん」
     こんな子どもたちに出会った
       ─二年総合学習「おまつりをしよう」
     こんな子どもたちに出会えて
    4 生活科─活動を越えて何を学ぶか─
     はじめに
     事例1:算数文章題の意義
     事例2:統合的授業の評価
     事例3:地図課題コーパス
     伝達における質の向上
    コメント 生活科 パターン化してよいのか?

    第五部 外国語教育への提言

    1 文章理解における能動性─外国語教育に関する認知心理学からの示唆─
     文書売り買いにおける能動性とは
     能動性を発揮させるためには
     文の理解における能動性
     おわりに
    2 日本語教育と英語教育の教授法をめぐって
     コミュニケーション能力を養成するための教授法
     学校教育における教授法
     CAに対する批判
     言語能力の習得における中間言語の役割
     CAと学習の動機づけ
     最後に
    3 外国語の偶発的な習得とコミュニケーション能力
     「こころ」の心理学と「あたま」の心理学
     楽しく効率よく学習するために
     外国語の教授法の二分類
     カナダのイマージョン・プログラム
     言語の学習・習得・獲得
    4 役に立たない英語教育と言われないために
     貧しい日本の英語教育
     「文法訳読法」はなぜ「貧しい」のか
     認知発達と英語教育
     認知心理学と英語教育
     これからの日本の英語教育
    コメント さらに「役立つ」英語教育へ

    あとがき
  • 内容紹介

    好評の「語る」シリーズ第2弾。今回は,教科教育にテーマを絞り,気鋭の心理学者たちが,自らの研究成果をもとに「国語」「算数・数学」「理科」「生活科」「外国語」の各教科教育について提言。現場実践と認知心理学をベ-スとした研究の橋渡しをめざす。提言を受けての,教科教育の実践者・研究者の側からのコメント付き。

    図書館選書
    教科教育をテーマに,気鋭の心理学者たちが,自らの研究成果をもとに「国語」「算数・数学」「理科」「生活科」「外国語」の各教科教育について提言。現場実践と認知心理学をベ-スとした研究の橋渡しをめざす。

心理学者 教科教育を語る [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:新しい教育心理学者の会(著)
発行年月日:1995/05/15
ISBN-10:4762820350
ISBN-13:9784762820359
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:21cm
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