美術のアイデンティティー―誰のために、何のために(シリーズ近代美術のゆくえ) [単行本]

美術のアイデンティティー―誰のために、何のために(シリーズ近代美術のゆくえ) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  美術は誰のため、何のためにつくられ、どこに向かうのか。東西の「美術史」展示の比較、戦後の日本美術の社会構造の検証などから、「美術」「美術史」そして「人間」存在の現在と、アイデンティティーを捉え直す注目の書。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  プロローグ　「現在」という歴史
  １　国家・民族・宗教（歴史と文化の枠組
  「美術史」の展示　ほか）
  ２　歴史の上の「近現代」（歴史上の要件―「美術史」
  日本の外国文化理解―孤立した「日本文明」　ほか）
  ３　「現代」の上の「現在」（指向ベクトルの転換―大正・昭和戦前期
  時代論理の転換―戦後「現代」　ほか）
  ４　人間のアイデンティティー（産業と人間
  科学と人間　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 道信(サトウ ドウシン)
  １９５６年秋田県生まれ。１９８１年東北大学大学院文学研究科修士課程を修了し、板橋区立美術館に勤務。１９８２年東京国立文化財研究所美術部に勤務（８５～８６年、文部省在外研究員として在米近代日本美術を調査）。１９９４年東京芸術大学に勤務（２０００年、ハイデルベルク大学で日本美術史講義）。同大学助教授

美術のアイデンティティー―誰のために、何のために(シリーズ近代美術のゆくえ) の商品スペック