耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンと女たち [単行本]

耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンと女たち [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ギリシャ、アイルランド、アメリカ、マルチニーク、日本…文化を横断する、耳の旅人ラフカディオ・ハーンその生きざまと『怪談』などの著作をとおして、１９世紀の息づかいに触れる。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　語る女の系譜―ラフカディオ・ハーンの女たち
  ２　『怪談』を読む（「おしどり」とマゾヒズム
  怪談浦島太郎
  生者から死者に向けて―「向日葵」を読む）
  ３　ハーンと同時代作家（ザッヘル＝マゾッホ偏愛
  「南部文学」の世界性について―『チータ』を読む
  書く女、語る女
  エレン・ディーンの亡霊）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西 成彦(ニシ マサヒコ)
  １９５５年岡山県生まれ、兵庫県育ち。東京大学大学院博士課程（比較文学・比較文化）中途退学後、熊本大学文学部を経て、現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。ポーランドを中心とする東部ヨーロッパ、南北アメリカとカリブ海地域、日本と旧「外地」をそれぞれ複数言語使用地域としてとらえ、「国民文学」としてのではない文学史研究の可能性を追求している

耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンと女たち [単行本] の商品スペック