帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本]

販売休止中です

    • 帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本]

    • ¥3,30099 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001140112

帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本]

価格:¥3,300(税込)
ゴールドポイント:99 ゴールドポイント(3%還元)(¥99相当)
日本全国配達料金無料
出版社:岩波書店
販売開始日: 2005/04/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「プーチンの時代」とはロシアの市民にとってどういう時代なのか。議会、内閣、軍、そして地方政府からメディアまでを掌握し、今や絶大な権力を持つに到ったプーチン大統領。その支配のメカニズムと内在する問題を明らかにしつつ、劣悪を極める生活インフラ、破綻した行政サービス、相次ぐテロの恐怖、さらには形骸化した法支配、癒着した政財界の専横の下で、「慈父たる皇帝」にすがるほかない市民生活の実像とゆれ動くかれらの意識を、綿密な聞き取り調査から浮き彫りにする最新のロシア論。
  • 目次

    序章 「皇帝」プーチンに直訴する人びと

    第一章 「皇帝」プーチンの登極――「官」「軍」「民」が支える「帝政民主主義」――
     1 プーチンへの政権移譲の日
     2 民衆の救済者としての「慈父たる皇帝」
     3 階層分化と公共サービスの破綻
     4 問われる支配者の「人格」
     5 IT帝政とマスコミ統制

    第二章 プーチンの行政革命――連邦支配の強化――
     1 機動性の追求
     2 上意下達による地方支配の強化ち財政関係
     3 地方自治体の形骸化と二重権力

    第三章 公共性をめぐる葛藤――脆弱な生活基盤――
     1 劣悪な共同生活
     2 軽視される社会的合意
     3 切り崩される公共性
     4 地域社会における貧富の差

    第四章 法支配の形骸化――地方役人に追い詰められる住民――
     1 官僚主義の狭間に取り残される住民
     2 脅かされる安全な生活
     3 破棄される公約
     4 大統領への直訴状

    第五章 政財界の癒着――諦めの底に沈み行く住民たち――
     1 悪化する社会インフラ
     2 官僚と投資家の裏取引き
     3 住民組織の結成
     4 見せかけの民主主義

    終章 両刃の剣を操る「皇帝」――ポピュリズムの強さと脆さ――

     あとがき
     文献と一次資料
  • 出版社からのコメント

    大統領を慈父たる皇帝と仰ぐ市民生活の実像
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 逸郎(ナカムラ イツロウ)
    1956年、島根県生まれ。学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。モスクワ国立大学、ロシア科学アカデミー「国家と法研究所」に留学。島根県立大学総合政策学部助教授を経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科助教授。政治学博士

帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:中村 逸郎(著)
発行年月日:2005/04/20
ISBN-10:4000240137
ISBN-13:9784000240130
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:255ページ ※247,8P
縦:20cm
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 帝政民主主義国家ロシア―プーチンの時代 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!