かぜのこもりうた [絵本]

かぜのこもりうた [絵本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  迷子になったゾウのぼうやに、風はこもりうたを歌ってくれました。次の朝、かあさんを見つけて、ぼうやはまっしぐらにとっとこ、かけてゆきます。

• 内容紹介

  「のはらうた」の詩人くどうなおこと、「あらしのよるに」の画家あべ弘士の二人が楽しみながら作った絵本。
  絵本「のはらうた」を読んであげたら、次は「かぜのこもりうた」です。
  
  ある日、象の坊やが迷い子になります。日が暮れて、泣きながらねむる象の坊やに、風が子守歌をうたってくれます（まるで、のはらうたの、かぜみつるみたいでしょう？）。
  朝、象の坊やの目がさめて、鼻を高く上げると、遠くから、母さんの匂い。
  これも風が運んでくれたのでした。
  ぼうやはまっしぐらにとっとこ、かけてゆきます・・・かあさんが見つかるといいね。
  
  ぼくたちが生きているこの世界には、善意というものがみちみちているのだということを、幼い子どもが知るのは幸せなことです。

• 著者について

  くどう　なおこ (クドウ　ナオコ)
  詩人・児童文学作家として活躍しています。主に子ども向けの詩や絵本を手がけ、温かくユーモアにあふれた作風で多くの読者に親しまれています。代表作には、詩集『のはらうた』シリーズなどがあり、これらの作品は日本のみならず海外でも高く評価されています。子どもの感性や視点を大切にし、日常の小さな発見や自然とのつながりを詩や物語で表現することに長けています。また、文学賞も数多く受賞しており、児童文学分野での活動が評価されています。工藤直子の作品は、子どもたちに心の豊かさや想像力の大切さを伝えるものとして、日本の児童文学の中でも大きな存在感を持っています。
  
  あべ　弘士 (アベ　ヒロシ)
  1948年北海道生まれ　日本の絵本作家・イラストレーターです。1972年から1995年まで旭山動物園で飼育員として勤務し、その経験を活かして動物をテーマにした作品を多く手掛けました。ユーモアと動物への深い理解を織り交ぜた独自の画風で、子どもから大人まで幅広い読者に親しまれています。2003年に講談社出版文化賞を受賞。
  代表作に絵本『あらしのよるに』。
  童話屋刊には、『ゴリラはごりら』『かぜのこもりうた』『えほん なぞなぞうた』などがある。

かぜのこもりうた [絵本] の商品スペック