ウィトゲンシュタインから龍樹へ―私説『中論』 [単行本]

ウィトゲンシュタインから龍樹へ―私説『中論』 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  縁起の他にその事物たらしめる本質＝実体があるのではない。『ウィトゲンシュタインと禅』、『ウィトゲンシュタインから道元へ―私説『正法眼蔵』』に続いて、実体を否定し、意味的存在としての実在つまり言語ゲームの世界を説く『中論』を解明しつくした名著。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  縁（四縁）の考察
  運動（去ること）の考察
  （眼などの）認識能力（根）の考察
  集合体の考察
  要素（界）の考察
  貪りと貪る者の考察
  作られたもの（有為）の考察
  行為（業）と行為主体の考察
  先行するものの考察
  火と薪の考察〔ほか〕

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  黒崎 宏(クロサキ ヒロシ)
  １９２８年、東京に生まれる。６６年、東京大学大学院博士課程（哲学）を修了。ながく成城大学教授をつとめ、現在は同大学名誉教授

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