日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本]

販売休止中です

    • 日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本]

    • ¥2,86086 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001144817

日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本]

価格:¥2,860(税込)
ゴールドポイント:86 ゴールドポイント(3%還元)(¥86相当)
日本全国配達料金無料
出版社:学文社
販売開始日: 2004/10/06
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1章 近代日本外交の軌跡
     1.開国と近代国家体制の構築
     2.日清・日露戦争と大陸への関与
     3.大国日本と基軸同盟の喪失
     4.孤立化と日米対立の時代
     5.大東亜戦争(太平洋戦争)と大日本帝国の崩壊

    第2章 戦後日本外交の軌跡
     1.民主化占領政策と平和憲法の制定
     2.占領政策の転換と独立の回復:講和となし崩し再軍備
     3.反吉田路線
     4.高度経済成長と戦後保守政治の確立
     5.日中正常化と角福抗争
     6.新冷戦と日米同盟の強化
     7.国家目標の喪失と国際国家への模索

    第3章 日米関係:冷戦後の日米安全保障体制
     1.冷戦の終焉とアメリカの東アジア戦略
     2.日米同盟の試練
      湾岸戦争と小切手外交 / 経済重視のクリントン政権 / 日米安保形骸化の懸念
     3.日米安保共同宣言
      ナイ・イニシアティブと安保共同宣言 / 沖縄米軍基地問題 / 新ガイドラインと周辺事態法の整備
     4.国際テロと日米協力
      ブッシュ政権とテロ対策特別措置法 / 自衛隊のイラク派遣
     5.日米同盟の今後
      アメリカにおけるアジア・太平洋地域の重要性と日本の価値 / 日米中三国関係の中での日米安保
      / 日米同盟関係が抱える問題点 / アメリカの持つ二面性
     6.好まれる同盟国から頼られる同盟国へ

    第4章 日露関係と北方領土問題
     1.不信の日露・日ソ関係
      幕末~敗戦の経緯 / 日ソ国交回復 / デタント期:田中訪ソと未解決の諸問題
      / 新冷戦と日ソ関係の悪化
     2.冷戦後の日露関係
      ゴルバチョフの登場 / エリツィン政権と東京宣言 / クラスノヤルスク・川奈合意
      / エリツィン辞任と川奈合意の失速
     3.プーチン政権と二島先行返還論
      交渉の行き詰まりと二島先行返還論 / イルクーツク声明/段階的アプローチの挫折 / 日露行動計画
     4.領土交渉の展望と今後の日露関係
      総括 / 対露外交のアプローチ / 日本の対露戦略

    第5章 競合的共存の日中関係
     1.日中国交回復前史
      民間貿易協定と長崎国旗事件 / 政経分離とLT貿易、周鴻慶事件 / 沖縄返還とニクソン訪中
     2.日中国交回復交渉
      竹入メモ / 田中訪中と日中国交正常化の実現 / 日中共同声明
     3.日中平和友好条約の締結
      反覇権条項 / 平和友好条約締結 / 中国外交の転換
     4.1980年代の日中関係
      教科書問題 / 靖国神社公式参拝
     5.冷戦終焉後の日中関係
      第3次円借款凍結解除と天皇訪中 / 台湾海峡危機と日米新ガイドラインの策定 / 江沢民の来日
      / 中国の対日姿勢転換
     6.小泉政権と日中関係
      「新しい歴史教科書」と李登輝訪日 / 小泉首相の靖国神社参拝 / 瀋陽事件
      / 胡錦涛体制と日中関係 / 尖閣諸島領有権問題 / 日本周辺海域での海洋調査活動
      / 対中ODAの見直し
     7.21世紀の日中関係

    第6章 日本の朝鮮半島政策
     6-1 日韓関係
      1.日韓正常化への途
       日韓交渉の開始 / 李承晩ラインと久保田発言 / 朴政権の登場と交渉の進展
       / 日韓基本条約の締結
      2.軋轢続く日韓関係
       金大中・文世光事件 / 教科書問題と中曽根訪韓
      3.冷戦後の日韓関係
       漁業協定締結交渉 / 金大中政権の誕生と日韓関係の改善:未来志向の日韓関係
       / 廬武鉉政権と日韓関係
      4.将来に向けた日韓関係
       なお残る竹島問題 / 成熟した日韓関係:タブーを避けず喧嘩の出来る間柄をめざして
     6-2 日朝関係
      1.冷戦期の日朝関係
      2.冷戦の終焉と自民・社会代表団の訪朝
      3.第1次日朝国交正常化交渉
       核と李恩恵問題 / 米支援と日本人配偶者の里帰り / テポドン発射と不審船事件
       / 日朝交渉の再開と停滞 / 水面下の接触
      4.小泉訪朝と第2次日朝交渉
       日朝平壌宣言 / 拉致と核問題の誤算 / 拉致家族の帰国問題と交渉の行き詰まり / 展望と課題

    第7章 日本外交のグローバルな展開:アジア・太平洋から世界へ
     1.東南アジア
      南洋~大東亜共栄圏 / 賠償処理問題 / 高度成長と排日運動 / 福田ドクトリン
      / 拡大する日・ASEAN協力:経済から政治・平和構築へ
      / 小泉ドクトリン:東アジア拡大コミュニティ構想と日中の角逐
     2.大洋州
     3.南アジア
     4.中央アジア:シルクロード外交
     5.日本のグローバル外交
      欧州 / 中東 / 中南米 / アフリカ

    第8章 日本の国際政策
     1.国連外交
      東西のかけ橋 / 莫大な経費負担 / 少ない人的貢献 / 国連改革と日本:安保常任理事国入り問題
      / 国連認識の是正
     2.開発援助政策
      世界トップクラスのODA供与国 / 援助大国への途 / 我が国ODAの問題点
      / ODA改革:新ODA大綱/NGOとの連携
     3.軍縮・軍備管理
     4.平和協力
      PKOへの参加 / 国際平和協力法の改正と本体業務の凍結解除 / 将来のPKO活動の在り方
      / 紛争防止への包括的取り組み・難民支援

    終 章 21世紀の日本外交
     1.近代日本外交の伝統と特色
     2.戦後日本外交の現状と問題点
     3.21世紀日本外交のあるべき姿:ビジョンなき怯懦国家からの訣別
      政策目標の明確化 / 海洋国家日本と日米同盟の重要性
      / 台頭する中国への対応:中国大国化と日本外交 / 積極的平和主義への脱皮
      / 交渉・情報能力の強化
  • 内容紹介

    外交史、地域・分野別外交、外交戦略の3部からなり、日本の外交政策を時間・空間の両軸から総合・体系的に把握し、
    その特色と問題点をあらい出すとともに、今後の日本外交がめざすべき方向や戦略、あるべき姿を提言。
    精緻な視点から現代日本外交を捉えた一書。真の国際国家となるために、日本の政治史観の転換が迫られる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西川 吉光(ニシカワ ヨシミツ)
    東洋大学国際地域学部教授。専攻、国際政治学、国際安全保障論、政治外交史、政軍関係論。1955年大阪生まれ。1977年国家公務員上級職(法律甲種)試験合格。1978年大阪大学法学部卒業、防衛庁に入庁。以後、内閣安全保障会議参事官補、防衛庁長官官房企画官、課長、防衛研究所研究室長等を歴任。1998年から現職。学位、法学博士、社会科学修士及び国際関係論修士
  • 著者について

    西川 吉光 (ニシカワ ヨシミツ)
    西川 吉光(にしかわ よしみつ)東洋大学名誉教授。

日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:西川 吉光(著)
発行年月日:2004/10/05
ISBN-10:476201351X
ISBN-13:9784762013515
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:227ページ
縦:22cm
他の学文社の書籍を探す

    学文社 日本の外交政策―現状と課題、展望 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!