くちづけ(ふしぎ文学館) [単行本]

くちづけ(ふしぎ文学館) [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  女のわたしを「若様」と呼ぶ男の背で２０００年。二人の旅に果てはあるのか？…『くちづけ』。祖母に連れられて、ピアノを習いにきた熱心な少女は、すでにこの世の人ではなかった…『ミミ』。子供のころ大好きだった亡き父のお妾さん・信子。その旧宅で、彼女の霊と逢う美也子…『鬼灯』。甘く、切なく、そして儚い「小池ワールド」の素晴らしさを堪能させる珠玉の１４篇。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  くちづけ
  神かくし
  しゅるしゅる
  足
  康平の背中
  首
  ディオリッシモ
  生きがい
  ミミ
  親友
  鬼灯
  車影
  蛇口
  災厄の犬

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小池 真理子(コイケ マリコ)
  １９５２年、東京に生まれる。父の転勤に伴い、中学時代を兵庫県西宮市、高校時代を宮城県仙台市で過ごす。成蹊大学英米文学科卒業後、出版社勤務を経て７７年『知的悪女のすすめ』で単行本デビュー。たちまちエッセイストとして脚光を浴びたものの自身では飽き足らず、８４年ごろより小説を書き始める。初期作品にはカトリーヌ・アルレー、ルース・レンデル、スティーヴン・キングなどの影響が色濃い。８９年、短篇「妻の女友達」によって第四十二回日本推理作家協会賞を受賞。９６年『恋』により第百十四回直木賞を受賞して、ミステリに留まらず恋愛小説、一般文学へと作風を拡げる契機となった。９８年『欲望』で第五回島清恋愛文学賞、２００６年『虹の彼方』で第十九回柴田錬三郎賞を受賞。夫の藤田宜永とは史上初めて夫婦それぞれ直木賞作家となる。９０年から軽井沢在住

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