人クローン技術は許されるか [単行本]
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人クローン技術は許されるか [単行本]

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出版社:緑風出版
販売開始日: 2001/09/20
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人クローン技術は許されるか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    いわゆる「人クローン規制法」があわただしく立法化された。しかしこの法律は人へのクローン技術を規制しないばかりか、逆に促進するとの批判が高まっている。本書はその内容と問題点を分析し、クローン技術の人への適用がもたらすさまざまな脅威を明らかにする。生命倫理、宗教、人権の視点から激しい議論を経て規制を課す欧米諸国と比較して、日本の議論なき推進の実態を浮き彫りにする。
  • 目次

    はじめに 御輿久美子

    第1章 人クローン規制法読解 御輿久美子
     法律を読む前に
     難解な人クローン規制法
     人とヒト、ヒト性のちがい
     三種類のクローン胚
     体細胞のクローンのみが人クローン
     キメラを集合胚と言い換え
     ヒト性とは人の核と動物の細胞質
     動物性とは人の除核卵に動物の核
     子宮に戻さなければ胚つくりはOK
     どういう研究がされるのか
     遺伝子治療の一手法ともなる
     治療目的なら個体つくりは認められる?
     不妊治療の一環として
     患者細胞株の樹立
     欧米では
     忘れられている卵子の採取
     議論なしの早急な立法化決定

    第2章 人クローン規制法はなにをしたのか 福本英子
     人クローン規制法の成立
     「特定胚」というしかけ
     「特定胚」のからくり
     人の胚で工業製品を作る
     ヒト胚論議は回避された
     ヒトES細胞「解禁」に向けて
     悪法

    第3章 知られざるクローン小委員会の実態 西村浩一
     きっかけはクローン羊ドリーの誕生
     生命倫理委員会とクローン小委員会
     唐突に出てきた論点整理メモ
     国のガイドラインによる規制が妥当
     流れを法規制に変えた町野報告
     結論先にありきだったのか

    第4章 国会で反対を表明 北川れん子
     ブループリント
     受精卵クローンは良くて体細胞クローンはいけないのか?
     国会で何が議論されたのか
     衆議院科学技術委員会
     参考人質疑で問題点が指摘されたが

    第5章 胚は誰のものか 人クローン規制法と生殖医療 鈴木良子
     不妊の立場から
     子宮に戻さない限り、何をしてもいい?
     胚ができるまで 不妊治療の現場で
     胚に寄せる「祈り」
     「余剰胚」など、ない
     胚盤胞移植の影響
     胚をめぐる未解決の問題
     胚の五つの「使い道」
     次に狙われるのは「卵」
     人の「生殖」のゆくえ

    第6章 技術推進がもたらすもの 再生医療の現状と危険性 粥川準二
     再生医療とは何か?
     ミレニアムプロジェクトとバイオ技術
     国家戦略の中の再生医療
     ES細胞とは何か?
     ES細胞とクローン技術を組み合わせる
     種の壁を越えた核移植
     試験管から芽生える組織や臓器
     揺るがされるES細胞の存在意義
     ES細胞発見前史
     未分化のES細胞が、がんを引き起こす
     そしてヒトの生殖細胞は資源となった

    第7章 ヒトクローン個体産生およびヒト胚研究への各国の対応 粥川準二
     はじめに
     「クローン人間」報道が隠すものとは?
     アメリカ
     イギリス
     フランス
     ドイツ
     韓国
     カナダ
     ヨーロッパ連合
     WHO(世界保健機関)
     デンバーサミット
     ユネスコ

    第8章 指針案 当面は、適当に、でも強引に 御輿久美子
     形だけの意見公募
     技術的能力へのすりかえ
     作成してよい胚
     胚未受精卵提供の問題点
     認めたかった人クローン胚作成
     人の卵子をどこからとるのか

    資料1 ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律
    資料2 特定胚の取扱いに関する指針案
  • 内容紹介

    いわゆる「人クローン規制法」があわただしく立法化された。しかしこの法律は人へのクローン技術を規制しないばかりか、逆に促進する法との批判が高まっている。本書はその内容と問題点を分析し、クローン技術がもたらすさまざまな脅威を明らかにする。生命倫理、宗教、人権の視点から厳しい規制を課す欧米諸国の状況と比較して、日本の歯止めなき推進の実態を浮き彫りにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    御輿 久美子(オゴシ クミコ)
    1949年大阪府生まれ。奈良県立医科大学助手(公衆衛生学教室に勤務)。医学博士。専門分野は環境保健学。「優生思想を問うネットワーク」会員

    西村 浩一(ニシムラ コウイチ)
    1968年広島県生まれ。埼玉県警警察官を経て、日本ジャーナリスト専門学校入学。94年同校中退、ルポライターとして活動

    福本 英子(フクモト エイコ)
    1934年秋田県生まれ。武蔵野美術大学で油絵専攻。1970年からフリーライター

    北川 れん子(キタガワ レンコ)
    1954年大阪府生まれ。衆議院議員(社会党)。兵庫県尼崎市で反農薬・反原発八百屋「連」を開業

    鈴木 良子(スズキ リョウコ)
    1961年東京都生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリー編集者ライターに

    粥川 準二(カユカワ ジュンジ)
    1969年愛知県生まれ。雑誌編集者を経て、フリージャーナリストに
  • 著者について

    御輿 久美子 (オゴシ クミコ)
    1949年大阪府生まれ。奈良県立医科大学助手(公衆衛生学教室に勤務)。医学博士。専門分野は環境保健学。「優生思想を問うネットワーク」会員。著書(共著)に『生と死の先端医療』(解放出版社)、『生命操作事典』(緑風出版)など。

人クローン技術は許されるか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:御輿 久美子(著)/福本 英子(著)/西村 浩一(著)/北川 れん子(著)/鈴木 良子(著)/粥川 準二(著)
発行年月日:2001/09/30
ISBN-10:4846101118
ISBN-13:9784846101114
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:19cm
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