米国の中心市街地再生―エリアを個性化するまちづくり [単行本]

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米国の中心市街地再生―エリアを個性化するまちづくり [単行本]

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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2009/08/28
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米国の中心市街地再生―エリアを個性化するまちづくり の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地方都市の「中心市街地」を魅力的な「テーマ地区」へと導いた計画、事業、デザイン、多様な街づくり組織に迫る。
  • 目次

    はじめに
    chapter1 個性的なエリアの形成によるダウンタウン再生
    1・1 空洞化からの再生
    1 ダウンタウン再開発とは何か
    ①ダウンタウン再開発の背景 ②ダウンタウン再開発の目的
    2 荒廃したダウンタウンの空間特性
    ①中心業務地区 ②遷移的な領域
    3 ダウンタウンの空間変化
    ①三つの現象 ②ダウンタウンの断片化
    1・2 個性的なエリアとテーマ地区
    1 「個性的なエリア」とは何か?
    2 テーマ地区の類型と特徴
    1・3 代表的なテーマ地区
    1 中心業務型のテーマ地区
    ①超高層オフィス地区 ②ダウンタウンモール地区 ③中心商店地区
    2 歴史的環境型のテーマ地区
    ①フェスティバル・マーケット・プレイス地区 ②劇場地区 ③歴史的観光地区 ④倉庫地区 ⑤芸術地区 ⑥歴史的住宅地区
    3 新規開発型のテーマ地区
    ①コンベンション施設地区 ②スポーツ施設地区 ③文化地区 ④エンターテイメント地区 ⑤ウォーターフロント住宅地区
    1・4 エリアを個性化する条件
    1 街づくり組織による五つの取り組み
    2 テーマ地区の形成を促す取り組み
    ①地区の再生計画 ②初動期の重点事業(リーディングプロジェクト) ③誘導のための地区指定
    3 個性的なエリアの形成を促す取り組み
    ①エリアの全体構想 ②つなぎ空間の整備
    1・5 エリアを個性化する街づくり組織
    1 街づくり組織とは何か?
    2 主な街づくり組織
    ①再開発公社 ②再開発会社 ③民間の公的デベロッパー ④BID組織 ⑤協議会型のコミュニティ組織 
    ⑥デザイン審査等に関わるコミュニティ組織
    chapter2 個性的なエリアの動向◎米国スノーベルト地帯のダウンタウンから
    2・1 米国スノーベルト地帯の都市
    2・2 ミネソタ州セントポール市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 ワバシャ通りおよびライス公園地区
    3 ロウアータウン地区
    2・3 ミネソタ州ミネアポリス市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 ヘネピン通りエンターテイメント地区
    3 ローリング公園地区
    4 北ループ地区
    5 ヒストリック・ミルズ地区
    2・4 ウィスコンシン州ミルウォーキー市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 ミルウォーキー川エンターテイメント地区
    3 サードワード地区
    2・5 ミズーリ州セントルイス市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 旧郵便局周辺地区
    3 ワシントン通りロフト地区
    4 ラクリーズ・ランディング地区
    2・6 オハイオ州クリーブランド市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 ユークリッド・ゲートウェイ地区
    3 歴史的倉庫地区
    2・7 ニューヨーク州バッファロー市の場合
    1 個性的なエリアの動向
    2 バッファロー・プレイス地区
    3 エンターテイメント地区
    chapter3 セントポール◎ロウアータウン再開発会社によるエリアの個性化
    3・1 ロウアータウン再開発会社
    1 LRCの基本的属性と役割
    2 ロウアータウン再開発の背景
    3 ロウアータウン再開発の計画
    4 LRCの役割
    3・2 個性的なエリアとテーマ地区の計画
    1 アーバンビレッジ構想
    2 テーマ地区の計画
    3・3 テーマ地区の形成とLRC
    1 芸術地区の形成とLRC
    ①芸術家向けロフト付き住宅の事業化支援 ②芸術家の活動に対する助成 ③芸術関連組織の誘致による拠点形成 ④LRCによる取り組みの要点
    2 住宅地区の形成とLRC
    ①多様な住宅の供給 ②住宅地区としての快適な住環境をつくる ③ノースクオドラントの再開発 ④LRCによる取り組みの要点
    3 IT地区の形成とLRC
    ①サイバービレッジとは何か? ②IT関連企業の誘致 ③地区のプロモーション ④LRCによる取り組みの要点
    3・4 LRCによるデザイン審査
    1 デザインを方向づける歴史地区の指定
    2 LRCによるデザイン審査の動向
    3 ケース(1):1978年計画に位置づけられた事業のデザイン審査
    4 ケース(2):建物所有者から事業化支援全体を相談された場合のデザイン審査
    5 ケース(3):事業者の融資依頼からデザインに発展する場合のデザイン審査
    6 ケース(4):LRCから事業者に自主提案する場合のデザイン審査
    7 LRCによるデザイン審査のポイント
    3・5 再開発プロジェクトを推進するLRC
    1 第一段階:基本方針のとりまとめ
    2 第二段階:デベロッパー誘致と開発密度の確定
    3 第三段階:デザインを決める
    4 スカイウェイのデザイン調整
    5 LRCによる取り組みの要点
    3・6 プロジェクトの連鎖的関係をつくるLRC
    1 整備事業の連鎖的関係
    ①問題解決による連鎖 ②融資・マーケティングによる連鎖 ③成功モデル適用による連鎖
    2 テーマ地区の連鎖的な形成
    chapter4 ミルウォーキー◎三つの街づくり組織によるエリアの個性化
    4・1 コミュニティベースの街づくり組織
    1 三つの街づくり組織(HTWA, BID, ARB)
    2 ヒストリック・サードワード協会(HTWA)
    ①地域に根ざした組織 ②計画策定とマーケティング活動
    3 BID組織(BID#2)
    ①地域の事業主体 ②安定した自主財源の確保
    4 建築審査会(ARB)
    ①地域らしさを育てる組織 ②審査プロセスの合理化
    5 三つの組織の相互関係
    4・2 個性的なエリアとテーマ地区の計画
    1 エリアの全体構想と実現方策
    2 テーマ地区としての倉庫地区の計画
    4・3 テーマ地区の形成と街づくり組織
    1 テーマ地区の動向
    2 HTWAによる地区のマーケティング
    ①継続的な情報発信 ②住民に対するきめ細かい対応 ③サードワード芸術地区
    3 BID#2による公共空間整備
    4 ARBによるデザイン審査と事業促進
    4・4 整備事業の連鎖的関係と街づくり組織
    1 整備事業の実績
    2 整備事業の連鎖的関係
    3 協調型の連鎖と街づくり組織の関係
    ①リバーウォーク整備事業の資金計画における調整 ②建物外構のデザイン調整
    4 波及型の連鎖と街づくり組織の関係
    ①HTWAによる活性化イベントの実施 ②ARBによるデザイン審査
    5 玉突き型の連鎖と街づくり組織の関係
    ①売却・購買の連鎖による倉庫改修 ②倉庫修復と立体駐車場整備の関係
    6 複製型の連鎖と街づくり組織の関係
    7 街づくり組織による事業連鎖の促進手法
    4・5 リバーウォーク整備を進める街づくり組織
    1 プロジェクトを主導したBID#2
    2 通路の一体的整備と活用に関する地権者合意
    3 三段階のデザイン
    ①デザインガイドラインの作成 ②全体コンセプトデザインの作成 ③詳細デザインの調整
    4 資金計画
    5 街づくり組織による関与の要点
    chapter5 クリーブランド◎行政と街づくり組織によるエリアの個性化
    5・1 行政と地元の協働による街づくり
    1 クリーブランド市都市計画委員会(CCPC)
    2 ヒストリック・ゲートウェイ近隣会社(HGNC)
    ①地元に根ざした組織 ②地元の事業化を支える組織
    3 CCPCとHGNCの周囲
    5・2 CCPCによる個性的なエリアの計画
    1 ゲートウェイ再開発におけるCCPCの役割
    2 エリアの全体構想
    ①ダウンタウン計画とダウンタウン再開発戦略 ②地区の再生計画
    3 デザイン調整と審査
    4 CCPCによる計画の実践
    5 二つの地区の重層化
    5・3 HGNCによる個性的なエリアづくり
    1 地区内の空間整備とHGNCによるアプローチ
    2 建物所有者等に対するデザイン支援
    3 行政によるデザイン審査の支援
    4 減税プログラムの運用による資金調達の支援
    5 地役権保全プログラムHCPEとHGNC
    6 個別整備に対するHGNCの関わり
    ①アーケード(The Arcade)の修復活用 ②東四番街の整備
    7 HGNCによる取り組みの要点
    chapter6 ダウンタウンにおける個性的なエリアづくりの展望
    6・1 エリアを個性化する計画
    1 個性的なエリアをつくる意義
    2 緩やかな目標像としての個性的なエリアの計画
    3 エリアの個性化を後押しするダウンタウン計画
    4 歩行者のためのダウンタウン計画
    5 多様な主体の参画に向けて
    6・2 エリアを個性化する街づくり組織の課題
    1 エリア全体にレバレッジ効果のある事業
    ①再生モデルの事業化 ②連鎖的な事業展開 ③一つのデベロッパーによる追加事業
    2 エリア特性を踏まえたデザインのマネジメント
    ①事前協議(第一段階) ②枠組み協議(第二段階) ③詳細協議(第三段階)
    3 パワー・ストラクチャーのマネジメント
    ①地元に根ざした体制 ②政治力から地元力へ ③長い目で見て地元との信頼関係を築く
    4 長期間の計画を推進できる持続的な組織
    6・3 日本の中心市街地におけるエリアの個性化に向けて
    1 「断片化」への対応
    2 中心市街地の長期戦略+エリアの全体構想+実効性と即効性のある事業
    3 街づくり組織によるテーマ地区の形成
    ①地に足の着いたテーマ設定 ②地域のデザインセンターをつくる
    4 街づくり組織の重層化
    脚注
  • 出版社からのコメント

    空洞化を克服したエリアに見る再生の道筋
  • 内容紹介

    70年代には荒れ果てていた中心市街地が、いまや歴史地区、芸術地区、商業地区等の多様なテーマ地区として再生した。それは、行政主導の再開発公社やコミュニティベースの街づくり組織等が、長期的な計画のもと、ハード・ソフトの両面から柔軟に仕掛けたことが奏功した。米国の地方都市を丁寧にフィールド調査し、詳述する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    遠藤 新(エンドウ アラタ)
    工学院大学工学部建築都市デザイン学科准教授。博士(工学)。1973年愛知県碧南市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。同博士課程中退。1997年より東京大学都市デザイン研究室助手、2005年より金沢工業大学建築都市デザイン学科講師、2009年より現職。専門は、都市計画・都市デザイン
  • 著者について

    遠藤 新 (エンドウ アラタ)
    工学院大学工学部建築都市デザイン学科准教授。博士(工学)。
    1973年愛知県碧南市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。同博士課程中退。1997年より東京大学都市デザイン研究室助手、2005年より金沢工業大学建築都市デザイン学科講師、2009年より現職。
    専門は、都市計画・都市デザイン。共著に『都市のデザインマネジメント』『中心市街地活性化:三法改正とまちづくり』『地域と大学の共創まちづくり』『住民主体の都市計画』(以上、学芸出版社)『成熟都市のクリエイティブなまちづくり』(宣伝会議)など。

米国の中心市街地再生―エリアを個性化するまちづくり の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社 ※出版地:京都
著者名:遠藤 新(著)
発行年月日:2009/08/30
ISBN-10:4761531797
ISBN-13:9784761531799
判型:規大
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:127ページ
縦:26cm
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