学校・職安と労働市場―戦後新規学卒市場の制度化過程 [単行本]

学校・職安と労働市場―戦後新規学卒市場の制度化過程 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本書は、中学校卒業者の職業へといたる過程に、中学校や、戦後新たに発足した「国営」の職業安定機関がどのように関わっていたのか、こうした「制度」の関与によって、新規学卒労働市場の需給調整がどう行われたのか、さらにはそれによって、学校から職業へのスムーズな移行がどのようにして可能になったのかを、できるかぎり実証的に明らかにしようとするものである。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １章　問題の提起と本研究の射程
  ２章　学校・職安・地域間移動
  ３章　職業安定行政の展開と広域紹介
  ４章　中卒者就職のミクロなメカニズム
  ５章　女子中卒労働市場の制度化
  ６章　中卒者から高卒者へ―男子学卒労働市場の制度化とその帰結
  ７章　結論

学校・職安と労働市場―戦後新規学卒市場の制度化過程 の商品スペック