剣道 審査員の目 [単行本]
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剣道 審査員の目 [単行本]

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出版社:体育とスポーツ出版社
販売開始日: 2004/03/06
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剣道 審査員の目 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    全日本剣道連盟は、平成十二年四月に施行した新しい「剣道称号・段位審査実施要領」の中で、初段から八段まで、それぞれの付与基準と審査の着眼点を明らかにした。では、審査員は具体的にどのようなところをみて、合否を判定しているのであろうか。本書は、日本最難関の試験といわれる剣道八段の審査員を経験した二十五人の剣道範士に、各人が重視している重要項目と、受審の心構え、修行の姿勢などを詳しく解説していただいたものである。
  • 目次

    ◎石原勝利
     〇足構え、左拳、気位を重視している
      ・最初に注目するところは足の構えである
      ・相手と正対しているか、左足のひかがみが伸びているか
      ・審査員の心を打つ修業ができているか
      ・気位で相手を圧しているか

    ◎岩立三郎
     〇いかに集中し、自分の得意技を出せるか 
      ・立合い以外の礼法や所作、着装も審査の対象となる
      ・機会をとらえた完璧な一本が出ないと合格は難しい
      ・走り込みと打ち込みの励行が自信につながる
      ・求める姿勢を持ち続けることが大切である

    ◎村山慶佑
     〇捨身の掛かり稽古で自分の間合いを体得すること
      ・正しい着装が身に付いているか
      ・捨て身の稽古で積み上げた「位」が備わっているか
      ・自分の間合いで稽古を願っているか

    ◎古田 坦
     〇昇段審査とは、相手の胸を借りて高めあうものである
      ・基本を体現できるか
      ・気位・風格がにじみ出ているか
      ・間合いの攻防を大切にし、捨て身の技を出しているか

    ◎原田源次
     〇先をとって臨機応変に対応しているか
      ・捨て身の稽古ができているか
      ・臍下丹田の位置に左手があるか
      ・相手の気をいただいて調和して打て

    ◎小林英雄
     〇「我、上位なり」の自信を持っているか
      ・審査員の心に響く気合が出ているか
      ・冴えを生む手の内ができているか
      ・日本剣道形仕太刀の心境で臨む

    ◎奥園國義
     〇高段者には風格・品位が問われる
      ・立ち姿を見る、構えを見る
      ・手でうつな足で打て、足で打つな腰で打て、腰で打つな心で打て
      ・審査会で人の長所と美点を展を見つけ出そう

    ◎有満政明
     〇相手を打つのではなく、審査員の心を打つのである
      ・切羽詰まった気持ちで臨まなければ受かるはずがない
      ・心気力一致を実現しているか
      ・見取り稽古の大切さを認識せよ

    ◎賀来俊彦
     〇盤石な構えをつくるのは手の内である
      ・手の内に着目している。気剣体一致の打ちをを生み出すのは手の内である
      ・斉藤正利先生「賀来、右肩が出ていたら八段は駄目だぞ」
      ・心の探求がない剣道はただの竹刀打ち

    ◎佐藤博信
     〇竹刀に魂が入っているか
      ・雰囲気ある着装を普段から心がけているか
      ・仕掛け技は竹刀を長く、応じ技は短く使う
      ・審査時間を三分割して有効に使う

    ◎島野大洋
     〇審査員を引きつける身構え、心構えができているか
      ・立ち会うまでの所作はごまかしが通じない
      ・常に初太刀という気持ちを持つことが求められる
      ・打たれることを恐れない心を持つ

    ◎岡憲次郎
     〇剣の理法を頭において修錬する
      ・心身学道――正しい心をもって学ぶべし
      ・冷暖自知――自分のからだで自得せよ
      ・事理相忘――事理一致のあとにあるもの

    ◎園田政治
     〇最初の気合に日頃の稽古の成果がにじみ出てくる
      ・攻めから打突の連携がうまくいっているか
      ・自分に合った足幅を最後まで維持しているか
      ・試合稽古は休んでも、切り返し、掛かり稽古は休むな!

    ◎奥島快男
     〇基・機・気。三つの「き」を心して
      ・審査では最後の一太刀の機会が大事
      ・起こりをてらえて一拍子で打ち切っているか
      ・運・鈍・根。謙虚であれ

    ◎松本明正
     〇守破離の”守”ができているか
      ・礼法、作法が身に付いているか
      ・手の内、攻めの要領、打突要領に注目している
      ・あるべき姿をイメージする

    ◎岡田保雄
     〇見せかけだけの姿、形、構えでは審査員の心に響かない
      ・姿勢態度に気位、風格が見受けられるか
      ・捨てきる打突と残心があるか
      ・目標をもって心を豊かにしているか

    ◎太田忠徳
     〇「稽古の場は日常に在り」を実践してきたか
      ・普段の稽古でできないことは審査でもできない
      ・独り稽古をくり返してきたか
      ・日本剣道形を徹底修錬してきたか

    ◎児嶋 克
     〇心通したところで技を出しているか
      ・気剣体一致より心気力一致
      ・蹲踞のときに充実した気勢が伝わってくるか
      ・剣先まで血が通っているか

    ◎佐藤成明
     〇実技審査で問われる八つの重点項目
      ・機に臨み変に応じる構えであるか
      ・一足一刀の間合いから積極的に先をかけているか
      ・打突の機会を感得し合理的な技を出しているか

    ◎田原弘徳
     〇一生懸命から出た技が審査員の胸を打つ
      ・素振りと崩れない構え。大本ができているか
      ・剣道の位が身に付いているか
      ・基本を大切にして修業してきたか

    ◎飯塚才司
     〇審査は、どちらが高い位に立つかの勝負である
      ・師石垣芳之助「八段は位をみる審査ですよ」
      ・形の稽古に取り組んできたか
      ・攻めの心が剣先にきざしているか

    ◎熊本 正
     〇観察のない決断は無謀なり
      ・六段は三年前から、七段は五年前から、八段は十年前から
      ・剣先で攻める、気で攻める、技で攻める
      ・形稽古を長く続けてきたか

    ◎青木彦人
     〇攻めて、溜めて、崩れたところを打っているか
      ・総合力を養ってきたか
      ・気で攻める、剣で攻める、体で攻める
      ・機を打っているか
      ・技術的に正しく打っているか

    ◎中野 誠
     〇一本の竹刀に全身全霊を傾けているか
      ・審査員が身を乗り出すような気勢がほしい
      ・打つ機会がなければ打たない
      ・相手の中心より攻めて打突しているか

    ◎田場典宣
     〇相手の気持ちを以下に動かして打っているかを観ている
      ・気攻めで崩し、「つくり」を入れて打っているか
      ・無心で打っているか、いないか
      ・腰の入った打ちになっているか
  • 内容紹介

    本書は、日本最難関の試験と言われる剣道八段審査員を経験した二十五人の剣道範士に、各人が重視している重要項目と、受審の心構え、修行の姿勢などを詳しく解説していただいたものである。
    剣道を志す人にとって、この書が単に段位取得のための指針になるだけでなく、剣道そのものの修行の過程に、また指導のためにも参考になることを願ってやまない。

剣道 審査員の目 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:体育とスポーツ出版社
著者名:「剣道時代」編集部(編)
発行年月日:2004/02/25
ISBN-10:4884580192
ISBN-13:9784884580193
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:体育・スポーツ
言語:日本語
ページ数:271ページ
縦:20cm
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