所沢ダイオキシン報道 [単行本]
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所沢ダイオキシン報道 [単行本]

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出版社:緑風出版
販売開始日: 2001/02/01
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所沢ダイオキシン報道 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    テレビ朝日「ニュースステーション」の「所沢ダイオキシン報道」ぐらい、問題の本質からずれて批判・バッシングされた報道は近年ないだろう。現実は危険きわまりない汚染状況にあり、原因も明らかであるにもかかわらず、経済的な被害に怒る農民の不満や批判の矛先をテレビの報道自体に向け、マスコミもこれを追随した。本来、野放しの焼却施設が撤去されるべきなのに、おきまりの「安全宣言」によって問題がうやむやにされた結果、汚染はいまだに解消されていない。しかも、ダイオキシン報道自体も萎縮してしまった。本書はこうした問題点を検証する。
  • 目次

    はじめに

    第1章 野菜騒動勃発
    1 農家の直訴
    ダイオキシン問題の本質
    行政の対応の遅れ
    農家は最後まで残るしかない
    2 叩かれた番組
    安全宣言と久米氏の謝罪
    国会参考人招致
    お茶の生産農家の思い
    全国各地の農家の声

    第2章 激論「テレビ朝日 対 日本テレビ」
    1 テレビ朝日の記者の番組回想
    回想1 所沢の汚染状況
    回想2 困難を極めたJA所沢市への取材
    回想3 海外では補償制度が当たり前
    回想4 問題の対談
    回想5 番組放送の根拠
    2 日本テレビ記者の断言「ホウレンソウはシロ」
    論点1 耐容一日摂取量(TDI)をめぐって
    論点2 行政の測定値とのギャップ
    3 テレビ朝日の取材禁止令と日本テレビの受け売り
    報道規制に走ったテレビ朝日
    調査報道で勝負しなかった日本のメディア
    日本テレビは「ホウレンソウは安全、テレビ朝日は誤報」と主張

    第3章 信じていいのか安全宣言
    1 安全宣言への疑問
    独善的な安全宣言
    地元住民の違和感
    先見性のある中西準子氏の推定結果
    野菜の測定はしなかった中西教授
    2 信憑性の乏しい行政の測定値
    行政の測定値はなぜ低い
    事例1 エンバイロテックの場合
    事例2 能勢町での数値操作
    事例3 大気の測定値でも粉飾決算
    事例4 竜ヶ崎の土壌の測定値
    事例5 竜ヶ崎の血液の測定値  3 安全宣言後も続く住民運動
    公害調停で被害を訴える住民
    ハンストを断行した住民
    安全宣言に住民の怒りが爆発
    野菜も人間も長生きできない
    「焼却炉周辺の野菜は危ない」を前提にした対策を

    第4章 抜本的な対策実現を阻む人たち
    1 野菜騒動の “火消し役” の中西準子教授
    テレビ朝日への損害賠償請求
    “安全宣言屋” の誕生
    濃度規制と総量規制
    焼却炉起因を抑え目にして農薬起因を突出させる非常識
    中西教授はデータの魔術師?
    塩ビ業界誌でもデタラメ記事を寄稿
    「『環境ホルモン』空騒ぎ説」もデタラメ
    「空騒ぎ」とする根拠と中西流の数字操作
    発ガンリスクは水道水と同じ
    「ゴミ焼却主因説」の否定
    2 受け売り、デッチ上げライターの日垣隆氏
    塩ビ業界誌の趣の『文藝春秋』
    「ダイオキシン猛毒説の虚構」のデッチ上げ・誤り部分
    問題箇所1 ダイオキシンの母乳汚染
    問題箇所2 長山淳哉著『しのびよるダイオキシン汚染』の恣意的引用
    問題箇所3 二十年以上前の報告書を年代抜きで紹介
    問題箇所4 尾崎望氏の論文からも恣意的な切り貼り
    問題箇所5 ほら吹き作家?の常套手段
    問題箇所6 愛媛大学教授・立川涼氏の論壇も都合よく切り貼り
    問題箇所7 人体実験の勧め
    問題箇所8 ラブカナルでも表面的な見方
    問題箇所9 米軍厚木基地問題も解決か
    問題箇所10 「大型高温化」の否定だけでは不十分

    終 章 調査報道の “死” と亡霊たちの復活の中で
  • 内容紹介

    テレビ朝日の「所沢ダイオキシン報道」ぐらい問題の本質からずれて批判・バッシングされた報道は近年あるまい。本来、野放しの焼却施設が撤去されるべきなのに、安全宣言が出されうやむやにされて、汚染は深刻化している。本書は汚染隠しの問題点を総点検する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横田 一(ヨコタ ハジメ)
    1957年山口県生まれ。東京工業大学卒。雑誌の編集を手伝いながら、環境問題などを取材。1988年、奄美大島字検村の入植グループを右翼が襲った事件を描いた「漂流者たちの楽園」で、90年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。現在のテーマは、小選挙区制の見直し、公共事業の削減、テレビ報道である。主なリポートや著書に、「政治改革の仮面を剥ぐ」(月刊『金曜日』93年10月)、「小沢王国・岩手を歩く」(『世界』94年2月)「農水省構造改善局の研究」(『世界』2000年6月)、『埼玉ゼネコン県政の病巣を抉る』(週刊『金曜日』97年1月)、『政治が歪める公共事業』(共著)、『どうする旧国鉄債務』、『ダイオキシン汚染地帯』(以上、緑風出版)、『テレビと政治』(すずさわ書店)などがある
  • 著者について

    横田 一 (ヨコタ ハジメ)
    1957年山口県生まれ。東京工業大学卒。奄美大島宇検村入植グループを右翼が襲撃した事件を描いた「漂流者達の楽園」で、1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。その後、政官業の癒着、公共事業見直し、国会議員(特に族議員)ウォッチングを続ける。2018年に動画配信の「デモクラシータイムズ」で「横田一の現場直撃」を開始。週1回の配信をしている。記事の掲載媒体は、「日刊ゲンダイ」「日刊SPA!」「データマックス」「IWJ」「政経東北」 など。著書 『安倍・小池政治の虚飾』『検証・小池都政』『シールズ選挙〈野党は共闘!〉』『政治が歪める公共事業』『所沢ダイオキシン報道』(共著)、『イージス・アショアの争点』『どうする旧国鉄債務』、(いずれも緑風出版)、『テレビと政治』(すずさわ書店)『トヨタの正体』(共著)、『亡国の首相安倍晋三』(七つ森書館)などがある。

所沢ダイオキシン報道 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:横田 一(著)
発行年月日:2001/02/10
ISBN-10:4846100154
ISBN-13:9784846100155
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:202ページ
縦:19cm
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