脅かされるいのち-胚の操作から武器の市場まで [単行本]
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脅かされるいのち-胚の操作から武器の市場まで [単行本]

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出版社:カトリック淳心会 オリエンス宗教研究所
販売開始日: 2002/05/01
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脅かされるいのち-胚の操作から武器の市場まで [単行本] の 商品概要

  • 目次

    目次
    まえがき

    Ⅰ いのちの息吹

    1章 バベルの塔
    三種類の暴力/日本の現状/いのちはたまもの/バベルの塔/いのちが脅かされている/むすび
    2章 お正月と平和
    人間と自然のかかわりの見直し/自然との和解/現代的諸問題とのつながり/安息ということ
    3章 さまざまな文化の出会い
    中世の面影残るコルドバの下町/イスラム教徒になった無神論的ヒューマニストのこと/宗教心の目覚めに向けて
    4章 いのちへのまなざし
    働く手と合掌する手/人権教育と宗教の貢献/生きがいの危機/「まなざし」ということば/ひらがなの「いのち」/二十世紀の日本の現状/人類共通の倫理/『いのちへのまなざし』の輪郭/対話のすすめ/残った課題


    Ⅱ 性と家族

    5章 性の問題を位置づけて
    性の悩み/人間関係の問題として/性と愛情を測る「ものさし」/カトリック倫理に関する誤解/受胎調節に関する教えの要点
    6章 性的指向と差別
    性的指向の謎/教会の発言/『カトリック教会のカテキズム』の限界/司牧現場の悩み/必要な謝罪/むすび
    7章 不妊手術の被害者
    スウェーデンでの告発/優生思想と公共政策/少子化への傾向/南米の事態/正当な理由による例外/教会の使命とは
    8章 中絶体験者に心のケアを
    米国で広がるプログラム/霊的ないやし/ゆるしこをいやし/水子供養
    9章 生殖医療の問題点
    世界初の「試験管ベビー」/科学者と司教たちの合同研究/教会公文書の含み/クリスマスの意味と人間の誕生/精子と卵子の商品化/配偶子売買というビジネス/優れた遺伝子?


    Ⅲ 生と死

    10章 死刑廃止への呼びかけ
    世界の現状/廃止を求める国際世論/廃止を訴える教会世論/死刑制度の矛盾/聖書から学ぶ和解の心/現教皇の最近の発言/論点
    11章 移植医療への疑問
    対照的な諸外国と日本の動き/半世紀を振り返ると/発展したカトリックの立場/ヨハネ・パウロ二世の立場/死の確認
    12章 安楽死の誤解
    オランダの法律の問題点/よい意味での尊厳死、または安楽死/悪い意味での尊厳死、または安楽殺人/微妙な問題を含む自殺への協力/生への姿勢という立場
    13章 脳死の謎
    「脳死」という言葉の曖昧さ/問題を区別すること/遺体への畏敬/守るべき順位/功利主義への恐れ/小児科医らの声/緊急医療と移植医療の兼ね合い/カトリック生命倫理懇談会


    Ⅳ 生命操作の時代

    14章 遺伝子操作と生命の商品化
    知識と知恵/遺伝子工学の光と陰/予防医学の課題/倫理学者の疑問/日本カトリック司教団の見方/日本において喜になること/人工生命の創造
    15章 クローン技術の波紋
    人間のコピーはつくれない/内外での反応/揺れ動く世論/議論の混乱と根本的な疑問/司教団は警鐘をならす/問われる人間観/かけがえのないものとは/再生医療の光と陰/公的な監視と制御/胚の位置づけ/社会正義の問題
    16章 出生前診断のジレンマ
    胎児も患者/羊水診断と遺伝子診断/予防医学の陰/差別の恐れ/冷たい視線/日本で見られる建前と本音
    17章 エイズの予防
    驚くべき現状/国際社会の対応の遅れ/新しい治療法と社会正義/研究と資源の分配/予防法に関する誤解/教皇発言への両極端の反応/神学者の合意
    18章 技術文明の錯覚
    功利主義的な生命観/優生学的なメンタリティー/七つの疑問


    Ⅴ いのちの証し

    19章 多様性の時代
    重心は非西洋世界に/多様性の問題と取り組むための論点
    20章 人間解放と宗教
    彼岸と此岸の狭間で/現教皇と人権/誤った救済観/希望の福音と人間解放の実践/過去からの教訓/『解放の神学』刊行から三十年/「弱いものの立場意外には救いなし」/目と耳、そして足/開放の神学は、今/六〇年代の目覚め/七〇年代の緊張/八〇年代の発展と戸惑い/九〇年代の新しい挑戦/これからの課題
    21章 共同体づくりの課題
    過渡期を歩む教会/信徒の教会役務への参加/欧米の統計が語る小教区事情/秘跡を受ける道/教会の心臓にも収縮と拡張を/リーダー養成の行方/教会史を振り返って/イエズス会の指針/四種類の神学校/「港」と「発電所」
    22章 教団内の人権
    人権思想の受容/『新教会法典』が認める信徒の権利/残っている課題

    Q&A 生命と倫理を問う

  • 内容紹介

    生命科学や教会内での人権をテーマに、いのちを守り尊厳をもって生きる視点を提示します。「いのちへのまなざし――二十一世紀への日本司教団メッセージ」 をより深く理解するために最適の副教材。宗教科用の指導書としても好評です。「いのち」に関する問いにわかりやすく答えた「Q&A」を、巻末に収録しています。
  • 著者について

    ホアン・マシア (ホアンマシア)
    ホアン・マシア
    イエズス会司祭。1941年スペインに生まれる。1966年来日。1973年司祭叙階。1975年にスペイン,マドリードのコミリャス大学で哲学博士号取得。コミリャス大学教授,上智大学教授を歴任。
    著書・訳書 『ウナムーノとオルテガ研究』(以文社,1971年),和辻哲郎『風土』(スペイン語訳,1971年),『解放の神学』(南総社,1985年),『いのちの重み』(あかし書房,2000年),『暴力と宗教』(オリエンス宗教研究所,2002年)ほか多数 〔最新刊刊行当時〕

脅かされるいのち-胚の操作から武器の市場まで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:カトリック淳心会 オリエンス宗教研究所
著者名:ホアン マシア(著)
発行年月日:2002/05
ISBN-10:487232031X
ISBN-13:9784872320312
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:288ページ
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