ヒロインたちの百年―文学・メディア・社会における女性像の変容 [単行本]

ヒロインたちの百年―文学・メディア・社会における女性像の変容 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  “新しい女”、モダンガール、良妻賢母、愛国婦人、ウーマン・リブの女…。明治から大正・昭和へと移り変わるにつれ、次々と現われた時代のヒロインたち。その変化を見据え、一葉、らいてう、藤村、安吾らの作品に描かれた女性像を通して“書くこと”と“性差”の問題を探る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　近代女性の誕生（婦人から女性へ、そして女へ
  “近代家庭”と“主婦”の誕生
  “新しい女”たち　ほか）
  ２　女が“女”を書く（“女性の言説”を考えるための前提
  狂気の表象―樋口一葉の場合
  沈黙と神秘―平塚らいてうの場合　ほか）
  ３　男が“女”を書く（“男性の言説”を考えるための前提―両性具有的エクリチュールから女装のエクリチュールへ
  男が書く“欲望”する女たち
  変容する女たち　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岩見 照代(イワミ テルヨ)
  神戸大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。弘前大学を経て、麗澤大学教授

ヒロインたちの百年―文学・メディア・社会における女性像の変容 の商品スペック