論争家コルネイユ―フランス古典悲劇と演劇理論 [単行本]

論争家コルネイユ―フランス古典悲劇と演劇理論 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  フランス１７世紀の劇作家ピエール・コルネイユ。彼の悲劇と演劇理論は、異なる立場が論理的な言葉を駆使して衝突しあう戦いの場である。その「論証法」の働きの総合的な解明を試みる。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　コルネイユの演劇理論における論証法（『詩学』の解釈と規則の制定
  演劇の道徳性
  歴史的主題の説得力）
  第２部　コルネイユの悲劇における論証法（概念の定義をめぐる議論
  先例とその模倣
  交換的正義の原理にもとづく議論
  性格の一貫性と思想の多様性
  真意の隠し立て
  論証法に関するコルネイユの理論的考察）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  千川 哲生(チカワ テツオ)
  １９７５年兵庫県生。１９９８年京都府立大学文学部卒。２０００年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。２００１年ジュネーヴ大学ＤＥＡ課程修了。２００７年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。同年パリ第四大学（ソルボンヌ）博士課程修了（文学博士）。現在、東京女子大学非常勤講師。専攻はフランス文学、フランス演劇（とくに十七世紀）

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