「故郷」という物語―都市空間の歴史学(ニューヒストリー近代日本〈2〉) [全集叢書]

「故郷」という物語―都市空間の歴史学(ニューヒストリー近代日本〈2〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  故郷の記憶。それは、甘美な記憶であり、郷愁をさそうが、同時に傷ましい記憶でもある。都市空間のなかで展開される、故郷の記憶をめぐるドラマが、故郷の数だけ、いやひとの数だけ展開される。なぜにひとは故郷にこだわり、故郷を論ずるのか。一九世紀後半、故郷をあとにした青年たちの都市体験からつむぎ出される、記憶と空間の文化史。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　「故郷」の空間
  ２　同郷会の世界
  ３　構成される「故郷」
  ４　「故郷」の実体化の試み
  ５　都市空間のなかのアイデンティティ
  ６　石川啄木の経験
  ７　「故郷」の物語のゆくえ

「故郷」という物語―都市空間の歴史学(ニューヒストリー近代日本〈2〉) の商品スペック