晶子とシャネル [単行本]

晶子とシャネル [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  “私”一個の表現を生き抜いた魂の姉妹。男に依存することなく働き続け、しかもそれでいて恋する女であり続けた二人の女は、２１世紀を生きるわたしたちに、絶えることなくその血を伝えている。わたしたちは、今もどこかでシャネルの娘であり、晶子の娘たちなのだ。／晶子とシャネル。その二人の視えざるコレスポンダンスのありさまを、本書では、日仏の近代史の流れのなかに追った。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　二つの名
  第１章　恋する女（『明星』というメディア
  花咲く乙女たち―シニフィアンの戯れ
  相聞のスタイル―愛の遊戯形式　ほか）
  第２章　一九〇〇年パリ―東京（パリのみだれ髪―アール・ヌーヴォー万博
  自転車にのる少女―二〇世紀のヒロイン
  鉄幹の巴里―遊学の記　ほか）
  第３章　はたらく女（モード革命―性からの解放
  パリは踊る―「明星舞踏会」まで
  シャネルの様式―黒の越境　ほか）
  終章　赤と黒

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山田 登世子(ヤマダ トヨコ)
  １９４６年福岡県生まれ。１９７４年名古屋大学大学院修了。愛知淑徳大学教授。フランス文学者

晶子とシャネル [単行本] の商品スペック