山を走る女(講談社文芸文庫) [文庫]

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山を走る女(講談社文芸文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2006/04/12
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山を走る女(講談社文芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二一歳の多喜子は誰にも祝福されない子を産み、全身全霊で慈しむ。罵声を浴びせる両親に背を向け、子を保育園に預けて働きながら一人で育てる決心をする。そしてある男への心身ともに燃え上がる片恋―。保育園の育児日誌を随所に挿入する日常に即したリアリズムと、山を疾走する太古の女を幻視する奔放な詩的イメージが谺し合う中に、野性的で自由な女性像が呈示される著者の初期野心作。
  • 目次

    真夏

    泣き声


    若葉


    著者から読者へ
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    真夏;森;泣き声;道;冬;若葉;山;顔
  • 出版社からのコメント

    恋愛に基づく結婚からも聖なる母性像からも自由な80年代の新しい女性像を刻んだ先駆的作品。
  • 内容紹介

    21歳の多喜子は誰にも祝福されない子を産み、全身全霊で慈しむ。罵声を浴びせる両親に背を向け、子を保育園に預けて働きながら1人で育てる決心をする。そしてある男への心身ともに燃え上がる片恋――。保育園の育児日誌を随所に挿入する日常に即したリアリズムと、山を疾走する太古の女を幻視する奔放な詩的イメージが谺し合う中に、野性的で自由な女性像が呈示される著者の初期野心作。


    太陽に向かう植物のように子を育む女の命の輝き

    21歳の多喜子は誰にも祝福されない子を産み、全身全霊で慈しむ。罵声を浴びせる両親に背を向け、子を保育園に預けて働きながら1人で育てる決心をする。そしてある男への心身ともに燃え上がる片恋――。保育園の育児日誌を随所に挿入する日常に即したリアリズムと、山を疾走する太古の女を幻視する奔放な詩的イメージが谺し合う中に、野性的で自由な女性像が呈示される著者の初期野心作。

    星野智幸
    私は、多喜子のような母親を持った晶は幸せである、と思う。なぜなら、今の若い世代が内側に抱えこんでいる空虚さを、多喜子自身がすでに25年以上も前に持っていて、それを乗り越えようと格闘したからである。(略)子どもは、上の世代を見て育つ。親を見て、教師を見て、上司を見て、生き方の選択肢を広げていく。現代に晶がもっとたくさんいたら、と私は夢想する。家族のあり方は何倍も豊かでありえたのではないだろうか。――<「解説」より>
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    津島 佑子(ツシマ ユウコ)
    1947・3・30~。小説家。東京生まれ。白百合女子大学英文科卒。在学中より「文芸首都」同人となり習作。二十代で短篇が相次いで芥川賞候補になる。以後、1976年、『葎の母』で田村俊子賞、77年、『草の臥所』で泉鏡花文学賞、78年、『寵児』で女流文学賞、83年、「黙市」で川端康成文学賞、87年、『夜の光に追われて』で読売文学賞、98年、『火の山―山猿記』で谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、2002年、『笑いオオカミ』で大佛次郎賞等、文学賞を多数受賞。口承文芸や古典文学に関する仕事も多い

山を走る女(講談社文芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:津島 佑子(著)
発行年月日:2006/04/10
ISBN-10:4061984381
ISBN-13:9784061984387
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:403ページ
縦:16cm
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