仁木悦子 名探偵コレクション―吉村記者の全事件〈1〉線の巻 [単行本]

仁木悦子 名探偵コレクション―吉村記者の全事件〈1〉線の巻 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ラジオの配線図をめぐっての謎解きが秀逸な長編「殺人配線図」、タイプライターのトリックが意表をつく「死の花の咲く家」、謎が謎を呼ぶ身代金誘拐事件を描いた「乳色の朝」など、本格推理小説全５篇。犯人当て懸賞付き小説「みずほ荘殺人事件」には、話題となった評論家・平野謙氏との論争や、江戸川乱歩氏のコメントも掲載。著者自身による貴重な作品ノートももれなく収録、吉村駿作シリーズの全てを網羅した決定版。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  殺人配線図
  死の花の咲く家
  幼い実
  乳色の朝
  みずほ荘殺人事件

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  仁木 悦子(ニキ エツコ)
  １９２８年、東京生れ。四歳の時に胸椎カリエスに罹り、身体障害者となるが、５３年から童話などを書き始め、懸賞募集や同人誌などに約百篇を発表。５６年、河出書房の長篇ミステリ募集に投じた処女作『猫は知っていた』が一席入選するが、同社の財政悪化のために出版中止。『猫』は翌５７年、一般の公募となった江戸川乱歩賞に回され、仁木悦子は初の乱歩賞作家としてデビュー、大ベストセラーとなる。その後、良質の作品をコンスタントに発表、推理ファンの支持を得る。８１年には、短編『赤い猫』で日本推理作家協会賞を受賞した。８６年１１月、腎不全のため死去

仁木悦子 名探偵コレクション―吉村記者の全事件〈1〉線の巻 の商品スペック