偽りの花園〈下〉 [単行本]

偽りの花園〈下〉 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  死んだ美琶子の身代わりに早瀬川伯爵家の令嬢となった美禰子は、偽の兄・顕彦との禁断の愛の末、捨てられる。七年後、美禰子は満州から帰った顕彦と再会。束の間の幸せを味わうが、顕彦の妻と名乗るユリエの顔を見て驚愕する。それは、美琶子に生き写しだった。女が重ねていく罪と償いの行く末は―今生を生きる人間の愛憎を包括する物語は、いよいよクライマックスに突入する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中島 丈博(ナカジマ タケヒロ)
  １９３５年京都生まれ。疎開先の高知で育つ。シナリオ研究所に第一期生として入り、橋本忍氏に師事する。６１年、東宝映画「南の風と波」でシナリオ・デビュー。日活専属ライターを経て、現在に至る。キネマ旬報脚本賞、毎日映画コンクール脚本賞、芸術選奨文部大臣賞、第八回向田邦子賞受賞、紫綬褒章受章

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